『ザ・ウォンテッド』
UNFAILING(2006年フランス)
監督 ダヴィ・シアリ
脚本 マリー・ゴティエ
ダヴィ・シアリ
出演 フランク=アレクシス・トゥルオン
エミール・ドゥ・ラ・ベリエール
■ストーリー■
タカムラは暗殺者のトーナメントを開催し、コンテストの中で冷酷な殺人者を育成しようとしていた。予選を突破した者たちはアメジスト、クオーツ、オパールと言った「宝石」で呼ばれることになるのだった。ただし、このコンテストには過去5年間の優勝者「シレックス」も参加していたのだった。トレーニングを積む参加者たちだったが、テストの脱落者には死が待っているのだった。
■感想■
フランス製のアクション映画。
暗殺者育成のためのコンテストに参加した者たちを描いた作品です。
良くありがちな設定のアクション映画ですけど、ランニングタイム102分は長すぎ!!せめて、あと30分くらい短ければ、もう少し面白く観れたのに!!
思わせぶりなフラッシュバックが、何回も何回も何回も出てきますけど、思わせぶりなだけで、意味不明です!!銃撃戦とかもけっこうハデなんですけど、ストーリーが全然ないので、まるっきり盛り上がらないです!!
監督と脚本家は、アクション映画を300本くらい観て、勉強し直して欲しいくらいです!!
でも、今作の1番の感想は、まるで完成前の作品のラッシュを見せられたような感じに陥るところです!
「時間が無かったので、完成前に公開しちゃいました!」みたいな感じの作品です!!
こんな作品、よく公開できましたね??ストーリーも良くわからないし、殺し屋のテストもあんまり見せ場になってないし、今作で1番良いのは、DVDのパッケージかも??
このトーナメントの主催者は、暗殺者をボディガードにしたかったんでしょうか??
殺し屋を集めといて、どんどん人数減らしていくのは、すごい非効率!!
殺し屋に大事な人間を殺させるテストがありますけど、あんなコトしたら、絶対に怨まれて、逆効果でしょ!!あんなテスト、必要無いでしょ!!
小山ゆう原作、北村龍平監督の傑作時代劇『あずみ』じゃないんだから!!
暗殺者のトーナメントの中に、優勝者の「シレックス」をまぜておくのも理解不可能です!!普通に考えたら「シレックス」が勝っておしまいですもんね!本当に良く分からないです!! 0点
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