指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

『フランシスコの二人の息子』

2007年04月16日 | ブラジル
実在するブラジルのデュオが、その極貧の生活からミュージシャンとして成功するまでの話。
父親がステージ・パパで、子供たちをミュージシャンにして極貧の生活から抜け出すために様々な工夫をする。ブラジルのこまどり姉妹の苦労話と言うところだろう。
くさい話だが、なかなか感動的。
音楽的には、セルタネージャというブラジル北東部等の田舎の音楽であり、日本で言えば演歌、アメリカのカントリーである。
ブラジルと言うと、すぐにボサ・ノバと来るが、全く異なる音楽であり、多くの人は戸惑うだろうが、ブラジルの実相である。

日比谷のシネ・シャンテでやっていると思ったら、映画館が変わっていて渋谷のQ-AXで、東急本店近くでユーロスペースやシネマ・ヴェーラも入っているビル。
ミニ・シアターだと思って行くと、大変大きな映画館で驚く。


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