指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

職人野球からイケメン野球へ

2009年02月09日 | 野球
元毎日、阪神で強打者だった山内和弘が死んだ。
言うまでもなく、山内は毎日オリオンズのミサイル打線で活躍し、その後、小山との「世紀のトレード」で阪神に移籍した。
引退後にはコーチ、監督もやった。
現役時代も、素晴らしい成績の割には地味で人気が少なかった選手のように思う。

いずれにしても、昭和33年に巨人に入団した長嶋茂雄以前のプロ野球選手は、職業野球というよりは、「職人野球」とでも言うべき親父、おっさんの選手ばかりだった。
それが、長嶋というタレント性のある若いスターによって大きく変わったのが、日本のプロ野球の歴史だった。
その後、巨人に原、さらに定岡などが入り、いよいよスター野球、イケメン野球になる。
去年、日本シリーズで優勝した西武の選手など、実にイケメンばかりではないか。

その内、甲子園で騒がれたら、人気球団にドラフトされるため整形手術する選手も出てくるかもしれない。


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