指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

光塩女子学院の有名人は

2022年03月11日 | 東京
光塩女子学院の有名人は
先日の朝日新聞の夕刊に、高円寺についてあり、そこにある学校として光塩女子学院が出ていた。
ここは、カソリック系女学校として歴史のあるところで、作家の有吉佐和子なども出ているそうだ。
さらに、一部では有名なのは、蟻の町のマリアこと、北原玲子だろう。
蟻の町とは、浅草と隅田川の間にあった「集落」で、貧困な町だったが、ここで活動したのが北原玲子で、私も名を知っていた。
これを基にした歌舞伎座制作、松竹配給の映画『蟻の町のマリア』もあり、五所平之助監督で、なかなか面白かった記憶がある。
 
             
町のリーダーで共産党風の南原伸二も出てきて、大いに笑えた。
北原玲子役は、千之赫子で、地味な役柄だった彼女には、たぶん唯一の主演作だと思う。
実は、この蟻の町の実景が出てくる映画もあり、日活の月丘夢路主演の『東京の人』である。
ここは、今は東京の埋立地に移転しており、現在は江東区潮見にある。
その町の中心には、キリストの教会があるようだ。

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