猫じじいのブログ

子どもたちや若者や弱者のために役立てばと、人権、思想、宗教、政治、教育、科学、精神医学について、自分の考えを述べます。

緑道でマスクをしない保育士と保育園の子どもたちと出あう

2022-02-02 21:57:27 | 新型コロナウイルス

ごく最近、テレビは、オミクロン株になって子どもたちの間にも感染が爆発している、と言い始めている。

きょう午前中も、図書館に行くため、緑道を歩いていたら、保育士に率いられた幼い子どもたちの群れに何組も出会った。

この辺の保育園はいずれもビルの狭い部屋で運営されており、晴れても雨が降っても、子どもたちを外に連れ出すのである。保育園ごとに子どもたちの帽子の色が異なり、普段なら、なんとなく ほほえましい光景なのだが、きょうは、いろいろと気になってしまった。

驚いたことに、約半分の保育士がマスクを口の下にずらしていて、大声で幼い子供たちに話しかけていた。子どもたちも保育園によっては全員がまったくマスクをしていなかった。子どもたちはマスクなしに保育園に預けられるのだろうか。緑道の親子連れの幼児は全員マスクをしているのに。

確かにヨーロッパの国によっては、戸外ではマスクが義務化されていない。しかし、日本では12歳未満の子どもたちはワクチン接種をしていない。戸外といえども、保育士と子どもたちはすぐそばで接触している。誰かが感染していればクラスター感染の危険があるのではないか、と私は気になってしまう。

保育士がマスクを口の下にずらしているのは、心のなかで、マスクをしなければ親たちから批判されるという気持ちと、オミクロン株は大したことがなく戸外では換気が十分だと思う気持ちとが、入り混じっているのだろう。

政府や厚労省のオミクロン株に対する態度がはっきりしないが、最近、インフルエンザ―よりはるかに重症化するという医療従事者が多くなった。感染のリスクはできるかぎり下げたほうが良いと私は思うのだが。

[補遺]

このブログの趣旨は、オミクロン株対応という言葉に惑わされて、新型コロナの感染に無神経になりすぎていないか、ということです。

幼児にマスクをさせるのは可哀そうという気持ちもわかりますが、私の経験も聞いてください。

2年前の暮、中国で新型コロナの感染者が出た直後、放デイで私は咳をする小学1年の子を担当しました。可愛いい口からしぶきが飛び出て顔にかかるのを感じました。教室長は心配してその子にマスクをしようとしたのですが、その子はいやがってせず、母親が迎えに来るまで、私は飛沫を浴び続けました。私は2日後に発熱し、放デイの仕事を休むことになりました。

感染症は人との接触で感染するから感染症なのです。

対面での指導がある場では、咳がでるようになったら休ませるか、マスクをさせていただければ、ありがたいのですが。

私は糖尿病を患っており、心臓の冠動脈も石灰化しており、治療のあと、3本のステントを入れています。3回目のワクチン接種券はもらっていません。

それでも、マスクをはずす20歳過ぎの子どもをふたりNPOで担当しています。親はもっと苦労していると思いますので、これくらい仕方がないと受け入れています。