『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 峡谷でのスガレ追ひ・・・ 』

2010-10-07 00:03:05 | Weblog
                


急に、投稿システムが変わってしまった!   オタオタ!!! ドギマギ!!!
このブログは、予告無しに、時々、システム変更するからオタオタする!!!  売りにしていた、絵文字が書き込めなくなってしまった?    BUNさんのお陰で理解!修正へ… それにしても使い難くなった!!! 困りもんだ!

2日掛りで大渓谷に出掛けてみた。 大渓谷と言っても、時と場合により峡谷と言う事もある。
今日の部類は、峡谷と言う方が当たっているかも知れない。 木曾谷を思い浮かべて頂ければいいだろう・・・

何だかんだで家を出たのは10時を回っていた。
峡谷に着き、餌撒きを終わったら12時近かった。 ヘボちゃんが付く事は、一昨日の下見で検討が付いていた。
今日の峡谷はヒンヤリした!!! ヒンヤリと言うより、少々、寒いくらいだった。
蜂狂なら大方の御仁御存知だろうが、晩秋のヘボちゃんは、実に、遠距離飛行する! だから、ヘボが付いたからと喜んでばかりはいられない!
500m~1kmは飛行する事を覚悟しておかねばなるまい!
峡谷で老い耄れ爺がたった一人でスガレ追ひ! 考えただけでもゾ~ッとする・・・
晩秋、峡谷でのスガレ追ひに極度の興味を持ち、チャレンジしている! それは、
10~15cmもある長い紙縒りを引っ提げ、数10mの上空を飛行する姿に魅了しているからである。
このダイナミズムを体験するだけで諸々のストレスが発散!老い耄れの思考回路が再構築される!
峡谷のスガレ追ひ、飛ばしだけでは巣を見付ける事が出来ない!
そこには、必ず、「透かし」が付き纏う!!!
「透かし」については、Top 画像の左アイコン「透かし」をクリックすると、「透かし」の何たるかが解説してあるから参考にされるといいだろう。
長距離飛行するヘボちゃん、当然の事ながら餌場から樹上に出て飛ぶ蜂が多い! これには悩まされる。
餌を開けた場所にセットするのも一方かも知れない!
飛ばし術で TQC 手法を使う事は、度々、述べて来たが、各瞬間、この手法を駆使して、飛ぶ方向、飛び方、飛行時間、識別の色付け等論理的に処方する・・・
この時程頭を使う事はない! 回転の効かない老い耄れ脳味噌!これをフル回転するから頭はチンチンになる! この時程スガレ追ひの充実感、達成感を感じる事はない!
それからが大変だ!
所謂「透かし」!、yの場合、狭義の「透かし」、朝日・夕陽を使っての「通し」、それに「立ち」を複合的に使う!
この技術がマスター出来なければ、峡谷でのスガレ追いひは、先ず、難しいだろう?

今日は、或る程度追い詰めた所で「通し」に入った。
谷底から蜂が湧き出て来る! 一瞬、シメタ!と、思ったが、谷底が暗過ぎ、どの辺から湧いているのか?見通せない!
が、かなりの頻度で湧き上がって来る。
尺取虫で連れ込むものの、飛行航路が合わない為とんでもない方角に飛んでしまい、アワワ!!!
有る事は確認出来たが、詰が出来ない!!!

違うのをからかい、夕陽を利用する事にした。  多くの餌にボチボチ付いていたが、遠方から来て居ると見え、10数分単位の通い時間だった。 勿論、アカンバチにも悩まされた。
何方向かに飛ぶヘボちゃんを見たが、林内の光線に悩まされ、詰める所まで行かなかった。

再度、峡谷に入る・・・
昼より、翅の光がよく確認出来た。 晩秋の「通し」は、実に、有効的だ。
大まか見当がついて来た。
峡谷に下る。 そして、今度は、「立ち」と「透かし」のコンビネーション手法を講じる・・・
谷底で「立ち」により2匹の急上昇蜂を見た!
それから追い詰める・・・
何と、川渕の岩場から噴き上がっていた・・・ 見付けただけ。。。 少々、噴き上がりを鑑賞し、その場を去った。
このような場所、絶対見付けられない!!! 
多分、この儘、自然剥かしをさせる事になるだろう・・・

このようなダイナミックな「スガレ追ひ」、病み付きになってしまう!!! 峡谷でのスガレ追ひ、困難を伴うが、実に、爽快な「すがれ・フィッシング」を楽しむ事が出来る・・・

     『 泥んこ遊び・・・ 』

2010-10-05 23:48:42 | Weblog
              


イワチドリ用蘭鉢作りに余念がない!!!
今日も泥んこ遊びに行って来た。
大分、調子が上がって来て、製作スピードが付いてきた!!!   
今日は、蘭鉢とその受け皿5セット、苔玉皿1個、それに依然造った蘭鉢の受け皿を何と10個も造った。 これだけ造って4時には、軽々、終了!
大分、要領を得て来た気がする。     
そして、作業をしながら仲間の製作も拝見出来る余裕が付いて来た?
今週末、素焼きするのが、20数個セットも造ってあったのには驚いた。 こんなにも! 3回分だからこのような数になる。 今日の分も同時に素焼きすると言うから10/中には、一挙に30セット近く上がって来る!     

所で、先に造った苔玉皿に長生蘭を載せて見たが、土台がイイと、上の長生蘭も映える! 長生蘭:京丸牡丹、京極金剛、栄獅子、金牡丹等等、少々、目に止まる株立ちがあるので、この苔玉皿シリーズに載せて見たい。。。抜群の見栄えになるから不思議だ!

蘭鉢造り、今年イッパイ続けようと思っている。 来年は、3月から開館するので、それまでお休み!!!
来年の製作目標設定が急がれる!


さてさて、美濃屋のブログを見て居た・・・
今年、初挑戦のボンボン:ツヤクロスズメバチの交尾シーンとその解説が載っていた!!!    
観察と写真撮影、オメデトウ!!!!!
蜂狂からすると、ボンボンは、死に餌には付かないし、コロニーも小さく、通称、馬鹿蜂呼ばわりされているので、興味のないヘボちゃんだが、生態的には興味深いヘボちゃんだ!
yは、過って、山の飼育場の飼育箱に営巣したコイツの初期巣の撮影に成功しているが、交尾までは追及して来なかった。
今日、この交尾シーンが公開されている・・・
興味深く拝見した。
これ等のシーンを見て居ると、仮面ライダー:オオスズメバチの交尾シーンをついつい思い出してしまう。 雄野郎達、獰猛果敢に女王蜂にグルで襲い掛っている!  集団暴行の感?をイガメナイ!!!
閉鎖空間内が故にこのようになるのかも知れない? 自然界ではどうだろう? 
元々、コロニーが小さいので、そんなに多くの雄蜂が出る訳でもない! 交尾チャンスも限られるだろう? でも、人間様と言う天敵に見付けられ難いので、自然界ではチョクチョク見られる・・・
今でも、コイツが生息している場所を何箇所か知っているが、それ以上の追跡はしていない・・・

ブログ、画像、興味深く拝見した。   
こうして、閉鎖空間内とはいえ、多くのスズメバチの交尾シーンを観察するのも意義深い!!!  来年は、是非、チャイロスズメバチを・・・      


     『 イワチドリ、球根入手時期迫る! 』

2010-10-04 22:54:44 | Weblog
              


天気予報通り朝から雨になった。
強く降ったり止んだりで、またまた、いいお湿りとなった。
早朝、資源物回収の手伝いを・・・ 公民館は、再資源物の山だった。 毎度の事だが奴豪い資源物が出てくるものだ!と、感心する・・・

日頃出来なくて居る画像の整理とイワチドリのブリーダーさんからのメール対応等していたらお昼近くになった。
ブリーダーさん、近年、奴豪い新種を次から次へと発表し、マニアから注目を浴びている。
先行きの事を考えると若かった頃のような収集は出来ないが、それでも、何がしかの新種に曳かれ、ついつい手が出てしまう!!! これって、病気と言うしかない!
多くのマニアは、この蘭菌に犯され、嵌って行くのだ!
yのマニア癖は、3σの外にあり、奇形花、小花に於かれている。 こういうものばかり作っていると商いにならないそうだが、数年するとブームが来るだろう?と、煽てられて居る・・・ 超新種は、難稔性とか、マニアが少ないのでどうしても市場性上、高値になる!
yの師匠的存在のDSさんは、毎年、親切に多くの未公開の情報を送ってくれている・・・
何時も感謝感謝。    そして、アドバイス付きなので、大変助かっている。
今日で4回に分けて特別情報を送って下さった。 最新バージョンである。 これ等の中でどれ程が手元に送られてくるか? 皆目、判らないが、ワクワク、ドキドキしながら情報分析をしている。
昨今、エゲツない業者が多く、直様、セルフ交配をし、コピー品を作り出していると言う・・・ yは、交配をしていないので、比較的新製品を先行して送って下さるが、それでもこれは!と、言う新品種は、ガードが固い! ブリーダー屋さんにしてみれば死活問題なので、当然と言えば当然ラろう!
最近、多くの師匠的存在の仲間から、セルフ交配の弱さを指摘されている・・・
どうしても病気に弱く、木丈も頑強ではない! 詰まり造り難い!と、言う事なのである。 従って、何らかの血を入れ、近親交配を避けて居るのが、極々、常識となっている。
多くの哺乳類も近親交配を避けている!  昆虫の世界では、遺伝子汚染?と言う説もあり、反論する御仁もいる・・・
ボンクラ老い耄れには、何れが正しいか?よく解らないが、常識的には近親交配を避けて居るのが主流派のようだ!
今日のイワチドリ情報にもセルフ交配が何個は入っていたが、大阪の大先生は、「セルフ好まず!」と、言い続けている。 病気に対して抵抗感が極めて低いと言う・・・

こんな事を思い出しながら、幾つか購入したい候補に丸印を付けて居た・・・ 10/10前後にはニュウ・カタログが届けられると言う・・・    

     『 思わぬ出来事が・・・ 』

2010-10-03 23:05:28 | Weblog
              


天気予報は雨だった。 が、朝から雨の様相もない。 駄目元で、昨年、かなり険しい渓谷だったが女王蜂を撒いた場所へ出掛けてみた。 時間が取れず行けなかった場所だ!
今年もそうだが、こういう場所が、毎年、何箇所かある・・・
アカンバチに遣られる事も承知で、30個近い餌を撒く・・・
撒き終わり、早い昼ご飯を食べて居ると、もう、アカンバチがやって来た。 モノノ5分と掛からない!
近くには、栗の大木があり、イガが散乱していた。 何となく様子がオカシイ? 巨木の上を見ると、沢山の枝が折られていた。 その数、只事ではない! 樹高10数mはあるだろう・・・ やや横に這いつくばった巨木ではあるが・・・
どうしても腑に落ちなかった。
そうだ! 熊が木の登り、枝を折り返し、栗のイガを取り込んで居たのである。 木下には、凄い量の枝が落ちて居た。
今年、栗の実やドングリが少ない!と、聴いていた。 猛暑が原因だ!と、言う説もあるが、真意の程は判らない。
成程。 
そして、彼方此方で熊の出没が毎日のように報じられている。 至る所に熊が出没した!と、いう看板を見る。
ここは、間違いなく危ない!注意しなくては…と、感じた。

アカンバチが付くと、ヘボちゃんが付いたのか否か?判別が苦しくなる。 コイツが付くとヘボちゃんが来なくなるからである・・・ 来て居ても怯えて超神経質になり、口元に餌を持って行くことすら困難になる・・・
第1段は、いいヘボで、餌を持つなり高く舞い上がり、背面斜度50~60度の急坂を登って行った。  アハハ…  何処ぞでいい種蜂になるだろう・・・
暫くは、アカンバチに、皆、遣られていた。 そして、真中程の餌に来ると、色付け7色では足りない程のヘボが付いていた。
色付けのお陰で、3巣は確認出来た。 1巣は見付けたが、マーキングだけして其の儘にしてある・・・ 今秋、12番目の巣である。 何れも其の侭だ! 今年の巣、小さ過ぎて燻す気にもならない!!! 散布図を掴み、自己満足している。
所で、2日前の巣はモゴかった!!! 今時にも拘らず、通いが殆ど無い! 6月初めの巣くらいだった!!! こんな通い信じられない!
そして、2巣は難所へ飛び込んで行く・・・ 老い耄れ一人だはどうしようもない! 最も、これを承知で、昨年、女王蜂を撒いた…
察するに、功を奏し、壊滅状態の今年、難所が故に、今時になって目立つようになっているものと思われる・・・
昨日、一昨日は、新天地開拓、ヴァージンの地へ出向いたが、ヘボちゃんは極めて薄かった。 と、いいうより、居ない!と、いった方が当たっているだろう・・・

難所は見切りを付け、次々と餌を見て回る・・・ どの餌も付きがいい・・・   
正直、ウルウルして来た・・・     今年、居なかっただけにこんなに感激したのも珍しい・・・
今日は、陶芸教室の作品が出来上がる日! 取りに行く約束になっていた。 2時半には、切り上げなくてならない!
新たな2巣の方向を確認した。 そして、後ろ髪を曳かれる思いで、宝の山を後にした。 もう一度出掛けて見たいと思っている。
難所だったが、立ち上がっているヘボちゃんを4~5匹見たのである。 何処から湧きあがっているのか皆目見当がつかない! 時間切れだったので致し方ない! 焦りも手伝っていた。

4時過ぎ、教室に付いた。
顔見知りの仲間が、3人創作中だった。 先生、「出来ているよ~~~!」と、半分程持ってきてくれた!   何れも    である!!!!!
色合いもイイ!!! お気に入りだ!
雑談をしながらお茶を御馳走になり、5時過ぎ、教室を後にした。
イワチドリも11月に入ると紅葉し、芋で冬を越す… 鉢植えして楽しむのは、7~8月先だ!
これから休眠の時期に入るが、でも、蓄電の時期にこうして鉢造りが出来るのも嬉しい・・・ 教室の仲間から、来春、花と一緒に、是非、見せて欲しいと・・・

     『 聞けばイイのに! 』

2010-10-01 23:51:21 | Weblog
              


時折、ヘボちゃんの餌について講釈をしている・・・     
間違いなく言える事は、交尾蜂生産に入っている為か?最近の食欲は物凄い! 際立っているのが砂糖水! 肉食を負けず劣らず!
また、巣門に立って見て居ると、 こんな町外れの居住区でも黒くて脚の付いた昆虫をかなり運び込んでいる。 計量的には判らないが、空を眺めて居ると6~7割は空高く舞い上がり何処ぞへ消えていく・・・ この連中が昆虫(蟲)族を狩って来ている。
山の巣は、この蟲属そのものと言っていい!!!
中には、緑色をした餌を運び込んでくるが、これは、蛾や蝶の幼虫か?キリギリスの類だろう?

さて、給餌に使っている餌だが、以前、鶏ハツがいいと書いた事がある。 確かに喰いは抜群!!!!! 見る間に無くなるから恐れ入る!
最近、判った事であるが、鶏ハツに難点があった!
@980円/kg と、割高だ!!! そして、ハツには、どういう訳か?脂がゴッソリ付いている! 大体、脂身は絶対喰わないので、残す。 この処分も大変だ! 生ゴミにするしか手はない。
最近、ハツ付き肝を買うようにしてみた。 これは、2kgパック品を買うと、@690円/kgと、かなり割安だ! そして、何となくハツに付いている脂身も少ない気がする・・・
肝は、ハツ程の喰いはないが、それでもウグイよりは遥かに食ってくれる!!!
烏賊も超上食だが、如何せん捨てる所が多く、大半は、内臓だ! だから、効率が悪いし、生ゴミが・・・
ササミも試みたが、食いはイマイチだ!
依って、餌はハツ付き鶏肝とウグイにしている・・・ 烏賊は、キイジスが大好物、少々、与えて居るが、主食ではない!
主食と言えば、砂糖水もかなり運んでいるので、比率は判らないが、大きな存在だ! 仮面ライダーやチャイロスズメバチが樹液を中心食にしている理由も判る気がする・・・

今日、ハツ付き鶏肝を2kg買って来て、冷凍室に入れた。 
毎度の事だが、野球中継を見て居るとついつい忘れてしまう! 実は、買いたてより、幾分、凍らせた方がパックし易いので、この手法を取っているが、ウッカリする事が儘ある!    
今夜も忘れて居た・・・ 慌てて、個包装し、冷凍保存を掛ける・・・

これからが本番!!!ヘボちゃん達、食欲の秋を迎えている・・・      さて、今夜もこれから砂糖水を造ろう…