駄目を承知で、今日も方角を振って探索に出掛けた・・・西山方面である・・・
西山といっても在は広い!!! 言うなれば北アルプス山系だ!
ここはyの穴場としてきた比較的子蜂が早く剥ける東向きの高台である。 標高800mはあるだろうか?
近年、山の手入れが行き届き過ぎ、低灌木を綺麗に刈り込み、間伐もしたので、兎も角、歩き難い!
悪戦苦闘して30個の餌をバラ撒いた。 これだけでフ~フ~~~!!!
そしてイッペ~やりながらムスビを齧る・・・ 丁度、12時だった。 下界を見ながらムスビの巧さを実感した。
30分ほどして見回りに入る・・・見通しはよくなったのだが、間伐材がゴロゴロ転がっているので歩くのに難儀する・・・
大型野獣対策も兼ねて杖代わりに茸鎌を突く事にしている。 これは身の安全にもなるので頗る調子がいい。
今日の場所は数ヶ所で蠅が数匹付いたきりだった。 女王蜂すら見ない!!!
この時期、餌によく来るシリアゲムシやヒメホソアシナガバチも来なかった!
?????
仕方なく10分ほど車を動かしその裏手をやる事にした。
山道に沿って餌を撒いて行く・・・ 3つ目の餌を付けようとしている時、木の枝から枝へ飛び付いている女王蜂を見た。 まだ、こんな時期なのかも知れない?
それから2kmほどの山道に餌を撒き、暫く、休む事にした。
先の場所に茸鎌を忘れて来たので、内心不安だった。 と、言うのは、この界隈、熊が出るのである。 山道も山道、人っ子一人通らない! 時々、栗と棙(ねじき)の強い香りがプ~~~ン!と、鼻を射す程の奥山である。 一頃、沢山あった田植えイチゴ(山イチゴ)もここ数年来なかった間に消え失せていた。
面白い事に、この場所は、“ヘボ”こそ付かなかったが、シリアゲムシがかなり居た・・・植生の違いからくる相違なのだろうか? 面白い!と、思った。
朝から歩き通し、クタクタになった。 面白いもんで、“ヘボ”ちゃんが付かないと2倍にも3倍にも疲れが出る・・・
結論は、早いか? 種が激減している?と・・・結論付け、今日の探索を終える事にした。
シリアゲムシを恨めしそうに見ながら餌を捨て、針金を回収した。 針金は見苦しいので、常に回収している。 捨てた餌は、瞬時に蟻ゴや掃除虫が処理して呉れるので、何ら心配がない。
4月、真冬に戻ったような陽気が続いたので、相当、陽気が遅れている。 その上、当時の寒波で目覚めた女王蜂が相当数ダメージを受けたのでは?
何やカンやで今年の“ヘボ”種は少ないように思える・・・裏年? 不作の気配がする? 外れている事を祈るのみ…
今年の戦略が狂いだしているようにも思える・・・ 娑婆の様子はどんなだろう?