Pensanの休日は、(木)(金)だ。
先日の雪辱を果たしかった。 先日は、今、流行りの「想定外」の風に煽られPensanを楽しませてやれる「スガレ追ひ」が出来なかった。 これが、心に引っ掛かっていた・・・
恐る恐る誘うと、「行く!行く!!!」ときた・・・
休日は、外の空気が美味しく!ストレス発散!になるらしい? 愛妻弁当を携えてのお散歩と来るから尚更だ!!!
今日は、その続きを!!!と、考えた。 地理に詳しい老い耄れ、何でもゴジャレ!という所か?
先日の続きを!となるとあの断崖絶壁を降りなければならない! 老い耄れ一人なら兎も角、お客さんを携えての「スガレ追ひ」、そんな事は危なくてとても言い出せない!
裏側から入る秘密のルートがあるので、このルートで挑戦する事にした。
渓谷は、未だ、紅葉には早かったが、冷気が漂い肌寒く、清々しかった。
ここぞ!というポイントから餌を付け出す。 そして、先日の裏側:断崖絶壁の下に出た。 黙々と餌をブラ提げる・・・
断崖絶壁の中にも餌撒きを試みた。 「俺流」! こういう手は禁じ手? 後が無い、必死の時に使う。
帰り際見ると、もう付いていた。
シメシメ!!! 内心、先日の雪辱が晴らせるかな?と、思った・・・
見通しが効く餌場にもポロポロ付いていた。
早い昼飯を食いながらコイツをカラカウ・・・
昨日もカキコしたように、晩秋の「スガレ追ひ」は難しい! 余程、条件を整えて遣らないと一発飛びは無理だ! 天気続きで、育房内の蜂の子が満タン!、餌が十分満たされている事もあるだろう・・・ その上、餌を次から次へと運ぶ7、8月のあの獰猛さはない! だから、厄介だ!!!
それでも微風に煽られ、10~20mの天空を飛ぶ! この醍醐味が何とも言えない!
こんな事をして小一時間近く遊んだ。 当然、断崖絶壁の難場に入るので、見つかる筈もない。
老い耄れが睨んだ断崖絶壁に入る。
Pensan脚も丈夫で、眼が想像以上に効く!!! 老い耄れ爺:yより格上だ!!!
この難波、断崖絶壁もヘコタレズ!対応出来そうだ!!!
入口で飛ばし、下サイドからの方向が読めた! これが大事だ! 当然、ここから幾ら遣って居ても見付かる訳もない!!! 依って、難場に入る。
怪我に次ぐ怪我!!! 先日も眉間に勲章を喰らったばかり! 慎重を期すべくお互い無理はしない。
断崖絶壁の此処ゾ!と、いう内部の餌に何匹も付いていた。
先程見た方角へ等高線状に飛ぶ。 一瞬、シメタ!と、思った。 こんな場所で遣る蜂狂は、先ず、居ない! 言うなれば禁じ手だ!!!
そして、老い耄れの見方では。落ちて行くように見えた。
決まりかな?
老い耄れの蜂感というモノである。
次いで、30m程持ち込みを!
上手く飛んだが、杉葉に引っ掛かってしまった。 得てして、こんなものだ。
再挑戦か?
ふと、右手を見ると、 !!!
岩の上から噴き上がっていた!
先程の蜂感が図星当たっていた!!! 二人で握手!!!
後後の「スガレ追ひ」の為に燻す事にした。
所が!!!!!
煙幕漏れが!!!
そして、穿り出すが、 ・・・
デッカイ岩、また、岩!!! その上、藤の根がハビッて居てお手上げ状態!
焦りが、悲痛に変わる!
小一時間近く掘り捲くったが、ワヤの欠片すら出て来なかった。
??????
そして、Give Up !!! 宣言!!!!!
殆どの煙が岩場から抜け出したので、巣内は大丈夫だろう! そして、これは、来年の種蜂へと変わる・・・
「オマエ!、凄い岩場に作ったなァ~~~! そのお陰で、天敵に遣られずに済んだ!!」、老い耄れの悔し発言だった。 Pensanの恨めしそうな顔が印象的だった。
太陽は、西の山に掛り出した・・・ 夕暮れ時も近い!
餌を外しながら帰り仕度。
そして、まだまだ、付いて居たヘボちゃん! 駄目元で飛ばすと、面白い方角に飛ぶ・・・ Pensan、俄に活気付く!!!
そして、そして・・・渓流方向に消えて行く大将が居た!!!
ええェ~~~~~~!
連れ出したが、迷い仕種! 結局は、渓流の高い気に留まり、 !!!
次の瞬間、老い耄れの眼の前で噴いて居る御仁を発見!!!
凄い凄い!!! Pensanは、写真撮影に余念がない!
渓流の超超石間の変形巣!!! バラバラだったが、掘り上げられた!
奥方の「ムカゴ・ムスビ」の恩返しが出来た! 明日は「赤飯ムスビ」かな? そんな事を匂わせていたので、きっとそんな事になるだろう?
ルンルン気分で帳が降り掛けた渓谷を下る・・・
道中のヘボ談議は弾む・・・
明日は、山の飼育巣をプレゼントする手筈になっている・・・ 今夜は二人して苦戦しながら抜いて居るだろう・・・ 想像に難くない。。。