悪餓鬼の頃から機械弄(いじ)りが好きだった。
家の中にある置時計は悉く分解され、使い物にならなくなっていた…
こんなyを両親は怒るでもなく見逃してくれていた。 物心が付き出した頃は、ブリキをお袋の手挟で切り、これに壊れたラジオやトランスから巻き戻したコイルを巻きモーター等作り遊んでいた・・・こんな悪戯は、高学年まで続き、遠出が出来る頃には、秋葉原まで出掛け、電子部品や小物を買うのが楽しみだった。
こんな位だから今でもメカ製品は大好きだ!!! カメラ、腕時計等々身の回りのハイテク・グッズには興味がある!!!
一昔前のシャッター・カメラは大好きだったが、デジタルになり老い耄れにはチンプンカンプンだ! だから、この方面は逃げている。
腕時計もメカ・ウォッチから水晶時計になり、何となく興醒めし、長い年月が流れた・・・
どういう訳か?腕時計も水晶時計が嫌われる時代にになったようだ? スイス物のメカ時計に人気があると言う? バカ高い値で売られているが、それでも、流れはメカ時計に移りつつあるようだ。
電池交換の煩わしさがこうさせているのだろうか? 何となく Made in Swiss の時代に遡ったようだ? 元現役として、これが悔しくて仕方ない?
所で、「スプリング・ドライブ」という腕時計が発売されている。 興味津津なのだが、家の中には腕時計がゴロゴロしているので買う所まではいかないが、このメカニズムに興味があった。 原理を知るにつけ、「アッ…、ウマイ所に気が付いたもんだ!!!」と、この腕時計に拍手を送りたくなった。
その原理は、運針は、ゼンマイの力で回し、調速に水晶振動子を使い IC で制御するというのだ!!! これだったら時間は超正確! 電池も使わず、当(まさ)にこれからのエコー製品!!!ピタリのものだ。。。
上手い知恵を出したものだ!と、感心した。 当然の事ながら、ゼンマイの巻き上げには、手巻きと自動巻きがある。 勿論、これも製品化されているが、調べて見ると余りエコーノミーな価格ではないらしい? 所謂、高級品!!!!! 銭のあるハイクラス層にはイイだろうが、y等、老い耄れ族にはお呼びでない。 でも、メカ好きな老い耄れには興味が尽きない!
メカ好きな老い耄れ、チャンスがあれば、トリビューン、諸々のクロノグラフ、ベル、スケルトン等々手元に置きたいのだが、先立つ物が無い事のは行動も起こせない。 でも、時々、デパート等の陳列棚を覗き込んでストレス解消をすることがある…
そんな矢先、SEIKO から「クレドール ノード スプリング・ドライブ ソヌリ」というハイテク・ウォッチが発売された!!! スプリング・ドライブに50石もの軸受け宝石を使い、定時に寺の鐘が鳴り響くという代物:「ソヌリ」である!!!
その昔、懐中時計等にあった超高級時計:「ミニッツリビューター」に匹敵する腕時計であった。 やるなァ~~~!!!
凄い、凄い!!! これぞ Made in Japan だと思った。 因みにお値段は@1500万円だという!!!!!
ハイ・クォーリティーな Made in Japan もいいが、もっと経済を潤す商品作りは出来ないものか? 貧乏人は、ついつい、現実論の発想をしてしまう!
yが Top だったらスプリング・ドライブの大衆化を考えるだろうなァ~~~ しかも自動巻きで! これからの時代にピタリの商品なのに惜しまれる? 商品企画だ!