夜遅くなって豪雨になった・・・ 音を立てて叩きつけるような雨だ!!!
この雨は午前中まで残った。
本当に今年の天候はオカシイ? 晴れの日が3日と続かない。
こういう日はどうする事も出来ない。 サテアンに入り咲き出した「イワチドリ」を見廻る・・・
午後晴れ間が出たのでサテアンの清掃をした。 大分スッキリした・・・
さて、今時は山野草か「イワチドリ」の時期。“ヘボ”ちゃんには、まだまだ、早い・・・
美濃屋が、今、盛んにミツバチの情報を発している。 山のニホンミツバチが、少々、気になるが、この所の天気では行く気にもならない…
5月の連休と言う所だろうか?
と、いう事で、今、端境期、紀州の旅の話を書いておこう・・・
紀州詣では楽しかった! 勿論「イワチドリ」がメインだが、勉強になる事も沢山ある。
紀州熊野灘の「秋刀魚」の日干しをご存じだろうか?
「秋刀魚」の美味しい時期は晩秋と言われている。 が、熊野地方では、「秋刀魚」のギトギトした脂が抜け落ち、身の絞まった大群が2~3月熊野灘を通過するという・・・ これを捕獲、適度の塩分処理をして1~2日潮風に当て、コイツを焼いて食べると実に美味しい!
勃々、適期を過ぎるが、yも「秋刀魚」の日干しに目を付け、これを食べるようになった。
元来、魚は苦手!まして、光物は、どちらかと言うと敬遠してきた。 が、「秋刀魚」の干物だけは好物になった。 鮮度が良いとあの生臭い匂いが無く、焼いた際の香ばしい匂いが何とも言えない。 サテアンに居ると隣で鮭か干物の焼いた香ばしい匂いが、毎日、漂ってくる。 長い間、これに慣らされて来た・・・
と、いう事で、紀州の民は、実に、美味しい熊野灘の「秋刀魚」の干物を常食としている。
24日、連れて行って頂いた食事処「やはま」と言う店は、コジンマリしていた。
イッペー飲んで居ると、話の節節に、「ウツボ」の話が出てきた。
どうやら「鼈」と「ウツボ」の専門店らしい・・・
「ウツボ」は小骨が多く調理も大変らしい? 京料理の「𩸕(はも)」は有名! コイツも小骨が多い! 聞く所によると、この小骨を上手く外し、且つ、骨切りに調理の妙があるという・・・ 「ウツボ」も同じらしい?
当日「ウツボ」料理には肖らなかったが、何となく判るような気がした。 「𩸕」料理を食べた事があるが、どちらかと言うと No thank you ! の口だった!!!
そして、ここの店主は、「鼈」も捌くという・・・
好みの方は、新宮に出掛けたら、「やはま」と言う店を訪ねて見るのも面白いだろう?
何より興味深かったのは、料理と言うより、ここの店主は、ビデオ制作の名手で、この辺界隈では有名らしい? NHK にも何回か出演しているという・・・
そして、その得意技は、「瀧」撮りだという・・・
興味を示したらビデオを見せてくれた。 撮影ポイントが只者じゃァ~ない!!! ナレーション無しだが、入れ込んであるサウンドがイイ!!!
流石NHK が、目を付けるだけの事はある。 話は弾み、Kawashimaさんが、yを、信州の蜂狂だと、宣伝してくれた。 流石に料理人だけあり、即座に、蜂の子に興味を示した。 食べた事がないという・・・ そして「一度食してみたい!」と、言い出した。
山菜取りも得意のようで、熊野山系へチョクチョク出掛けているという・・・
と、言う事で、名刺交換となった。
土産に「瀧」のビデオテープとCDをくれた。 まだ、礼状を書いていないが、明日にでも…と、思っている。 蜂の子も送ってやらなくちゃァ~と、思っている。 秋までには間が有り過ぎる。 冷凍「蜂の子」で我慢して貰うか?
次の出掛けた時は、骨の強い「ウツボ」にチャレンジしようと思っている・・・ 何となく、聞いただけで身震いがする魚だ・・・