10月ともなると我家の飼い蜂は大変な騒ぎになっている!!!
中でも1巣は、通いがややこし過ぎてどうしても理解出来ない!!!
これまでの間、どの巣もこのような馬鹿通いの時期が僅かな時間(数日~2週間位)必ず生じていた・・・ が、この1巣は、このような馬鹿通いになってもう1ヶ月近くも続いている・・・
一体何が起きているのだろう?
勇気を持って開けて見たい気持ちもあるが、怒るだろうなァ~~~!と、思うとついつい、ビビってしまう!
常時、10~20匹の働き蜂が出入りしているので出入り口は大混雑だ!
故加藤さんが設計・製作した「合掌造り式飼育箱」なので、板厚も3㎝と部厚く、オイソレと喰い破れる代物ではない! 食い破れる杉皮部は、もう既に、ソコソコ広げ一杯になっている・・・
今年の夏は糞暑く、参ってしまうコロニーが続発するのでは?と、心配していたが、堪え切れた!!!
一方、山の飼育箱は、標高1000m、大木が生い茂る林内にあるにも拘らず、1/3が消滅した。
この一連の流れがどうしても理解出来ない!!!
思うに餌の違いが考えられる。
中でも砂糖水の効用が?
鶏肝や烏賊、ウグイ等より糖分をより好むのは、スズメバチ族達にとってこちらの方がより一般的なのかも知れない?
山の昆虫酒場には、食物連鎖の頂点に在る「仮面ライダー(オオスズメバチ)」が、必ず、陣取り、他のスズメバチや蝶、カナブン達を追い散らし、独占状態を堅持している。
思うに、「仮面ライダー」の主食品は、樹液を頼りにしているのには驚かされる!!! 他の昆虫等狩している所には余り出っ化さない! それ程大切な食糧源である事は疑いない!
こんな事から推定して、今年に潰れの差を砂糖水と仮説を立てて見た。
今、我家では、ニホンミツバチの大群が押し寄せて来ているので、砂糖水を終日与える事は止めているが、今の飲みっぷりからすると、5~6リッター/日は軽いだろう!!!
ニホンミツバチは、午後になるとその活動振りがガタンと落ちるので、夕方、砂糖水をフンダンに与える戦術を講じている。
こんな僅かな時間でも4リッターを軽く平らげるので、恐れ入る!!!
砂糖水は、蜂児のみならず成虫でも食する事が出来るので、恰好な食糧なのだろう!
種種の実験で、成虫は、アラウンド1.5時間以上食を採らないと死に至る事が確認出来ているので、栄養交換もしくは、水溶液糖分は、欠かせられない大事な食糧だと言う事が判る。 (飼い蜂の頃、巣盤に付けせられない働き蜂をペットボトルで連れて来て、移植時入れてやる!という手を使った事があった。 この際、砂糖水を与えないと、2時間もすると完璧に死んでいた。 1時間程度なら、生を保っているが、体は衰弱する・・・ この間位の時間に生死の境目がある・・・)
こんな事から類推すると、働き蜂は、頻繁に栄養交換で幼虫から唾液を貰っているのでは?と推定できる・・・
こんな事から、飼い蜂の砂糖水に拘る訳が判る!!!
そして、初冬のコロニーが、餌不足に陥ると、成虫の栄養交換がより深刻になり、度を越した幼虫からの唾液吸いとりが始まり、幼虫を死に至らしめる! そして、子捨て現象が始まる!!!
生殖活動が始まると、雄蜂、女王蜂が輪を掛けて吸い取りを始めるので、コロニーは深刻な状況に陥る・・・
ガラス温室:サテアンで交尾蜂捕獲作戦を展開していると、この模様が手に取るように判る!!!
それにしても砂糖水摂取量の多さと馬鹿通いには驚きというより表現のしようがない!
出来るモノならヘボちゃんに変身してコロニーに侵入、内部観察をジックリして見たいモノである・・・ そして、ヘボ語で彼女等とヘボ談議をして見て~ナァ~~~!!!
近日中に、巣門から舞い立つヘボちゃん、帰還するヘボちゃんの飛翔姿を何とか画像に収められないか?チャレンジを目論んでいる・・・