風は冷たいが、先ず先ずの天気になった。
しかし、今朝は、今秋一番の冷え込みに!!! マイナス点まで気温は下がった。
自ずと、サテアンの活動は鈍い! お陽様が出て来ると急に賑やかになり出す。 松の手入れ中なので、四六時中サテアンに入っている訳にも行かない。 10時半の時入り込んだ。
スゲ~~~~~!!!!!
もう、交尾蜂取りをして10数年になるが、こんな光景を見た事が無い!!!
第一サテアンも第二サテアンも視界に入るだけで20数組の交尾が同時に見られた!!! 壮絶と言わざるを得ない! 床にも落ちている! 隠れ家のクシャクシャ新聞紙が一面に施してある。 この上でも、また、中でも、当然、交尾が進行して居る筈だ! 寧ろ、こちらの方が多い!!!
推定40~50組の同時交尾と判断した!!! これが両サテアンで展開されているのだ!!!
この光景を見ただけで、今年の苦労が吹っ飛んだ!!! 大満足だ!
ヘボちゃんの交尾は、サテアンの場合、9時頃から始まり、2時頃まで続くが、お盛んなのは、午前中と決まっている。
カメラのバッテリーを充電中だったので、この時は持参出来なかったが、お昼過ぎ、1時、カメラを持って、また、入った。 先程のお盛り程ではなかったが、それでも十分な鑑賞が出来た!
この時は、ストロボのデヒュウザーを、少々、替えて見た・・・ 光を十分に回す為だ! 大幅な改善は見られないものの、何となく光の回り込みが良くなったように思えた。 追々紹介しよう…
察するに、ここ数日が最盛期を迎えていると推測した。
毎日毎日、交尾蜂を回収すれば正確な度数分布が取れるのだが、今迄の経験で、11/15前後と、11/20前後に山場が来る事が経験的に解っている。 既に詳細のデーターもある。
今年は、手が回り切れないのと、交尾率を上げる為に回収頻度を落とそうとしている。 よくしたもので、既に、交尾した女王蜂は、クシャクシャ新聞紙の中でスヤスヤと眠っているので、慌てる事はない!!! 寒い日を狙って回収するので十分だ。 これが、女王蜂にダメージを与えない最高の手法だと考えている。
それにしても、今日の光景は凄かった!
何と言っても、猛暑にも拘らず、残ったコロニーは、巨大巣になっていたので、このような光景は、ある程度予測出来た。 山から下ろしたコロニーは、終盤を迎えてしまったが、家の周りの飼い蜂は、まだまだ、ブンブン通っているからこの落差は大きい!
標高差の違いが、この時間的ラグを生み出しているのだろう・・・
正直の所、早く松の剪定を終え、腰かけ持参で終日入り込み、観察したい気持だ! 写真撮影も大分した… 背景に鉢が無い光景を望みたい所である・・・ どんなに迫力が増すだろう?
もし、自然界で、このような光景が見られるなら・・・と、ツイツイ、慾が出てしまう。 それにしても、蜂狂冥利に尽きる経験をした。。。