久し振りにOさんからメールが入った。
「スガレ追ひ」をしたい!!! 但し、出立が朝になるので10時半頃になる!と・・・
風は無し!晴天!!絶好スガレ追ひ」日和となった。
6時半起きして餌等用意した・・・
Oさんとは1カ月振りの「スガレ追ひ」となる。
丁度2週間前仰山居た場所へ案内する。 当時は折からの強風と「アカンバチ」の猛襲を受け「スガレ追ひ」にならなかった。 それでも2銭銅貨(小さい巣)を一つ上げ、2方向に飛ぶ蜂を確かめた。
今日は、コイツを土産にしてやろう!と、意気込んだ!
「アカンバチ」の猛攻はなかったものの肝心要の目的蜂が??????
全く付かないので手の施しようがなかった。 それでもその地から川を越え高い松の木を超えるヘボを確認した。
スタート時間が遅い上、日の入りも早い為大移動は止め、松の木越えのヘボを狙った。
餌を撒き直し、遅い昼食を採る。 1時を回っていた。
北側の平地、昨夜、霜が降りたと見え、地面は湿り切って、肌寒い。 もうそんな季節になった。
そして、地面には餌取りが居るが、餌に付かない!
????? 何故か判らない。 あんなに空高く飛ぶヘボちゃんが居たのだからそんな訳はない。
透かしをしながら餌を広く撒く。
対岸に移り、どうやら方角を勘違いしていたらしい! 着地地点と思しき場所は、もっと下だった。 更に餌を撒き直す…
付くには付くモノの付き方が薄い!!!
尾根の林の中にも撒いた。 道路端は付きが薄く、Oさんがカバー。
駄目押しに撒いた林の中にはパラパラとソコソコについて居た。
飛ばすとOさんがカバーしている方角に飛ぶ・・・ 奏功している内に無線で「ヘボが飛んだ!!!」と、いう叫び声が入り、暫くして「あった~~~」と・・・・
出掛けて見るとかなりの通い!!! 通い穴もソコソコ!!!
対岸から飛ばした延長路線にあった! こんなに明快な作戦も珍しい!
図星だった!!!
Oさんが燻している間に別の餌を見回る・・・
取って居る筈なのに、未だ、来る!!!
?????
飛ばして見ると高く舞い上がり林の中に消えて行く・・・
未だ、有るのだァ~~~
Oさんが帰って来た。 巣は小振り!!! どちらかというと小振りの部類だろう!!! でも、一兆揚げた!
もう、夕方が迫っていた。 秋の夕方は釣瓶落とし! 日暮れが早い!!!
急いで色付けをし、時間を見る。
赤が3~4分で帰って来る。
「 Oさん、本腰を入れた遣ろう!」と・・・声を掛ける。
Oさんもその気になった。
二人で持ち込みここぞ!という所で放す。 ヘボちゃんの遣ろう、林内は百も承知の様子で高く飛んで視界から消えた。
「シマッタァ~~~ 」Oさんの叫び声!
でも方角が採れた。
再度挑戦、前より林内へ入る。
Oさんが、尺取り虫を遣って来る・・・ 高く飛んだ紙縒り、やや前進していきなりスイッチバック! そして、高い! Oさんに居場所から急角度で落下! そして、地面付近で若干の旋回。
そこは巣だった。
穴は小さく、先程の巣より遥かに小さいと踏んだ。 「Oさんに燻したら!!!」と勧めたが、「先程のモノで十分!」と、慾が無い!
ここは、春先yが女王蜂を1000匹近く撒いた場所で、飼い蜂時、餌を吊るしたが反応が無かった。 当時、ヘボちゃんが付かない為かなりショックを受けていた。。。
でも、こうして、この界隈に2巣あり、見付けた事で当時のショックが幾分和らいだ!!!
2巣目は、小さそうなので、この儘置く事にした。
来年の種蜂にしては心許ないが、それでも種だ!!!
y、7.5㎏の巣で十分な蜂の子を頂いた。 「スガレ追ひ」は、頭も使い面白いが、乱獲も気にしているので、これから遊んでも燻さない事にしている・・・
Oさんも久し振りに心を癒し、「パワーを貰った!!!」と、満足そうだった。
二人で今日の戦果を喜び合い、山を後にした。 秋の夕暮れは、釣瓶落としだった。。。
それにしても自然巣は、何故?こんなにまでチンマイのだろう? 7.5㎏の超巨大巣に比べると月(つき)と鼈(スッポン)の差をヒシヒシと感じた。。。
明日は、この辺の考察を考えて見たい・・・