J2サッカー、ホーム戦があった。
天気は良かったもののこの地特有の春の強風の中での戦いだった。
折からの偏西風に煽られ、北アルプス連峰にブチ当たった風は、木曽谷に流れ込む! そして木曽谷を上がり南風となって松本平に流れ込む。 これがこの地特有の春の突風となり北アルプスの麓の畑や田圃を突き抜ける。 この突風は、畑の腐葉土を巻き上げ物凄い砂塵を齎す。そして、この地を春霞みに!!!
昨日のアルウィン近郊は当にこの現象だった。
スタンドから山麓沿いを見ると砂嵐が吹き捲っていた。
こうした天候の元に戦いは切って落とされた。
相手はファーレン長崎。
昨年までJFLに所属、J松本山雅がFL時代よきライバルで、戦い記録も3分け1敗という苦手様だった!!!
一般的には、新規加入チームは、ビリを走ると言われているが、現実。それに近い状態のチーム。 素人目に見ると勝ちは硬い?と見てしまう。
老い耄れとてそれに近い気持ちで勝ち点3を採ってくれるものと目論んで居た。
1時、キックオフ。
風上に起った山雅。 試合を有利に進めるモノと思い込んでいたが、どうしてどうして、一進一退の攻防。 前半、00で・・・
後半、風下に入り20分過ぎ、センター付近からのフリーキックボールは伸びに伸び、ゴール付近まで・・・ セットプレーに!!!
そして、セットプレーに負け、ボールはネットに吸い込まれる!!!
油断だ!!!
9000人を超すサポーターは唖然としていた!!! 僅か40~50人の薄き長崎のサポーター、割れんばかりの喜びよう!!!
此の侭硬直状態は続き、ホーム戦、今日も負け!!!と、思っていた終了間際45分、ペナルティーエリアに切り込んだ途中交代の朴、ハンドのペナルティーを得た!!!
春の神風が吹いた!!!
これを船山が確実に叩き込み、漸く、同点!!!
終盤近く退場者を出した長崎、劣勢に回り、山雅の猛攻を受ける!!! しかし、時既に遅し!!! 長い5分間のロスタイムもアッという間に終わり、試合終了!!!
ロスタイムに入ってからの猛攻、塩沢のヘッド、ボールがバーを叩き外に出てしまった瞬間、サポーターのドヨメキが今日の試合ぶりを物語っていた!!!
この所、何となく山雅らしさが見えて来ない!!!
エンジン全開になるのが遅過ぎる!!!
そこには、何か?チームワークの欠陥があるのかも知れない!!!
落胆したサポーター、肩を窄めて帰って行く姿が印象的だった!
これでは事が収まらない老い耄れ爺、帰宅後、ガンバ大阪千葉戦を見て、後、録画撮りした山雅長崎戦を思い返しながら見た。
TVで見る限り、イイ試合をしていた。 山雅の戦闘意欲喪失というより長崎はいいチームだと!!!と、見直した!!!
これからの長崎の健闘を祈る!!!
現場にいて実践を見ているが、まだまだ、眼が肥えていない老い耄れ爺、瞬時の戦いに100パーセント付いて行ききれていない! これを、録画で再度見直すと瞬時の戦い振りが良く理解出来る!!!
サッカーはスピードが速く瞬時の戦いなので、野球等と比べ観戦にも眼の素養が必要!
今週末は、首位を走る神戸との戦いがアルウィンである。 孫娘達を連れて出掛けよう!と目論んでいる。。。