『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 早くも秋雨が・・・ 』

2011-08-21 21:18:53 | Weblog
             


毎日毎日冷たい秋雨が降って居る・・・   
こんな年も珍しい!!!
思い返せば、つい先日まで猛暑続きだった。 毎日毎日、孫娘達と猛暑を避けるように行動していた。
それが一変して、半袖や薄着では冷え込む状態に・・・
昨夜は暖房を焚きたかったが、どうしても床暖が入らない!!! 幾ら操作をしてもダメで、とうとう諦めた。 婆が孫娘の所へ出掛けていたので、、担当の婆に聞かないと・・・
朝から、悪餓鬼の同級会の案内を作り、これを発送する作業をしていたので、暖が欲しかった!

外は、小雨が終日降り続いていたが、飼い蜂君は、雨等苦にせず、セッセと働いていた。 羽音は弱弱しいが、寧ろ、この位の雨の方が彼女等にとって働き易いのだろう!
お決まりだが、雨の日は、肉食系より砂糖水を好む!!!  最近、よく飲むようになり、1.5リッターのボトルをアッと言う間に空けてしまう!
そして、心配していた「キイジス」この秋雨で完全に活着し、ソコソコの通いになって来た。 雨の所為で、心配していた廃巣もないだろう!
我家の昆虫酒場は、コイツ:「キイジス」が混じるので、何となく花々しい! そして、彼女等の行動範囲が、一目瞭然で判ってしまう!!!
「キイジス」の働き蜂が、かなり遠くまで出稼ぎに出掛ける事が判る!

今週いっぱい、秋雨は続くようだ・・・
この秋雨で、ヘボちゃんのコロニーは、一気に終焉体制造りへとシフトするだろう・・・ 特に「キイジス」は!!! そして、もう、交尾蜂生産に入ったのでは? 山岳の貴婦人は、店を閉じるのも早い!!!
山の飼育場の「キイジス」は、出入り口を拡大し始めた!!! 蜂群が巨大化している証だろう?

婆が帰宅。 3日振りに家庭料理にあり付けた。
そして、今日は気温が下がり、体感温度20℃を切っていた。 肌寒い!!! 長袖にチョッキというスタイル。 変な話だが、暖房の有難味を味わった!!!    
このように涼しい夏を越している・・・ その所為か?サテアンの「イワチドリ」や「セッコク」が最高の出来に仕上がっている!!! こんな年も珍しい! 
来春はイイ花が期待出来そうだ!!!     

     『 “噴き上がり”について考える・・・ 』

2011-08-21 00:04:51 | Weblog
             


昨今、飼い蜂をしている何処の家でも飼育箱の改良と共に餌の供給が潤沢になり自然界では滅多に見られない巨大巣を産出する事が出来るようになった。 言うなれば「(衣)・食・住」いとわれる3原則が満たされているからである。 勿論、ヘボちゃんの場合(衣)等ある筈が無い!
自然界でも、闊葉樹林内で、虫や花蜜・アブラムシ・カイガラムシ等の甘い分泌物を出す蟲が潤沢に居て、石コロや木の根等無い土目のいい所に営巣したコロニーは一般的に巨大巣になる!!! 況してや林や森を抱え半日陰で涼しい場所で箱飼育すると餌を人工的にやらなくても巨大巣になる!!! こういう所は、真夏、涼しく、餌も豊富なので育児という点で頗る環境が整っているからである。 yの山の巣がイイ例だ!!! 
更に、このような環境で人工的に餌を与えると、効果は、更に、大きい!

yの家の飼育環境は、これ程恵まれては居ないが、それでも日陰を作ってやり、植栽を多くし、“涼”を出来る限り整えて居る・・・その上で“食”詰り“餌(肉食タンパク系と砂糖水)”をタップリ与えてやる・・・ すると、8月に入り、朝夕涼気を感じるようになると切れ目なしの通いが見られるようになる・・・ 所謂「噴き上がり現象」だ!!! 況してや盆を過ぎる頃になると、この現象は、1巣や2巣ではなく多くの巣で見られる!!!

山の自然巣では、こういう現象は見られない! と、言うより、見た事が無い! 
何故こうなるのだろう? ツラツラ思うに砂糖水に集まるへボちゃん共!押し合い諂いの押し競饅頭! 重なり合って潜り合って砂糖水に狂っている!!! この延長路線を引っ張っているのでは?と、思いたくなる! これが交尾期を迎えた晩秋ともなると、何重にも重なり合って砂糖水を求める!!! 麻薬の水となる! そう言えば、某所で狩蜂が唸りあっている事があった。 見ると、アブラムシがワンサカ付いてお尻からピュ~~~っピュ~~~っと排泄物を出している。 この排泄物に群がっていた。 彼等にとって麻薬の秘薬?これに狂い出すと肉食系タンパク質等振り向きもしない!!! 狂ったように、只管、秘薬を求めて居る。

晩秋、秋の蜂の子は甘い! これも餌と関係があるのかも知れない?

最近、出入り口で噴き出し現象が半分以上の巣で見られる・・・ と、同時に、砂糖水にも群がりと重なり合い吸引が見られるようになって来た。 面白い相関関係だと思う! しかし、こういう現象は、何日も続く訳ではない! 或る時、沈静化する!!!
一方、山の飼育箱は無給餌だ!
だから、このような馬鹿通いは見られない!!!
何となく深く静かに潜航した大人の通いをしている。 そして、帰り蜂の多くは、大きな黒い団子や緑色した団子を抱えて来る・・・ 子供達の餌は、これで賄っているのだろう・・・
そして、糖分(炭水化物)餌は、女王蜂生産に欠かせられない餌である事は間違いない!

明日は、「光周性」について考えて見たい!