『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 My サテアン:交尾ヘボハウス!!! 』

2010-11-13 22:02:46 | Weblog
              


今日は、Myサテアン:交尾用ヘボハウスを紹介しよう…
何の事はない、蘭舎に飼育箱を入れ、ここで戸を閉め、交尾させているのだ! 一頃は、プレハブ小屋でしたり、専用に建てた梲付きヘボハウスでさせたりしたが、訳あって何れも止めてしまった。 2年ばかり交尾蜂捕獲は諦めていたが、蜂狂にとってつらい性(さが)だった!!! そう簡単に止められるもんではない!
美濃屋さんの真似をして、ガラ温(ガラス温室)でトライするようになった。 以降、ガラ音をオーム真理教に因んで、カラカイ半分にサテアンと呼んでいる!!!
サテアンは2戸あり、最初に作ったガラ温を第一サテアンと呼び、続いて作ったガラ温を第二サテアンと呼んでいる。
第一サテアンを紹介しよう…
交尾蜂を捕獲するようになってから、寒冷紗は、外に移した。 サテアンの戸を閉めると、ヘボちゃん達が外に出られない。 2年程戸を締め切っていたが、温度が上がり過ぎ芳しくなかった。 元々、このガラ温:サテアンには網戸が付いていたので、今年は、網戸を半分使い空気の流通を図っている・・・ 何となく調子がイイ!!!
餌は、中に吊るし、完全閉鎖空間としている。 餌を運ぶ間は、巣材取りをするので、この配慮も怠らない! よくしたもので、サテアンに入れた翌日は混乱状態になるが、働き蜂は学習して、この閉鎖空間内で、餌取りや巣材取りをしている・・・
交尾は、ガラス戸やアルミ製の骨に集り、また、女王蜂の隠れ屋として用意したクシャクシャ新聞紙等にたかり、そこで交尾する!!! 女王蜂は、ガラスに捕まり雄を迎え入れるが、よくしたもので、ガラス板にちゃんと捕まっている! 調査の結果解った事だが、昆虫の脚には吸盤の働きをする「胞盤」が付いている。 この「胞盤」がガラス板をも掴む事が出来るのだ!
そして、交尾した女王蜂は、クシャクシャ新聞紙の中に潜り込む!!!
こうした一連の準備をしてやり、晩秋の交尾期に備えて居る。

Top 画像からこの一連の流れが読み取れる!

ここで一番困るのは、大事な大事な「イワチドリ」の上に、死した幼虫を捨てられる事だ! 暫くするとカビが生え汚らしいが、ピンセットで撮み出し、外に捨てる!!! 女王蜂の回収は、天候状態にもよるが、1回/2~3日、捕獲を基本としているが、そんなに慌てて捕獲する事もない! 女王蜂にダメージを与えないように、出来るだけ寒い日に捕獲し、直様、竹籠に入れ、よく冷え込んだグリーンボックスに入れてやると、眠りに着く!!!
 サテアンの中では、毎日、ガっ付くように鶏肝やハツ、ウグイ、それに烏賊等に喰らい付いている。 砂糖水もよく飲む! と、言うより、よく運んでいる!!!

今日の交尾時間帯は、お見事だった!!!
常時、ゾロゾロの交尾が拝見出来た!!!       蜂狂を続けていて良かったと感激する瞬間である!