『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 朝帰りに付いて考える・・・ 』

2010-11-05 00:28:53 | Weblog
               


山の飼育巣を運び込んだ事は、昨日、カキコした!
懐中電燈を忘れ、運び出した後の状態がどうか?確認出来ない儘帰らざるを得なかった。 感じで、1巣は、何となく、底まで達しているように直感した。 残り蜂が攻撃をして来たので、そこに居たのか?ワヤが壊れ、そこから噴き出したのかの確認は出来ず仕舞い!

今朝の信州は、今晩秋、最低気温を記録した。 兎に角、寒かった。
昨夜、12時過ぎ、赤魚の皮を剥こうとしたが、中々、解凍が巧く行かず時間が掛った! 半分は残して置いたが、朝見るとやや解凍出来て居る程だった。 それ程寒かった。
運び込んだ飼育箱2巣は、まだ、通い始めて居なかった。 どういうヘボか?僅かだったが、ワヤワヤしていた・・・ 幾らかは出て居たのだろう?
9時過ぎると、勃々、通い出した。 庭の飼育蜂も同様だった。 こういう寒い朝は、日が出て、気温が上がらないと行動を開始しない!

10時半、山の飼育巣を運び出した後の働き蜂をタモとペットボトルを持って掬いに出掛けた。
1000m近傍のこの地は、もっと寒かった。幾らかの残り蜂が、ワヤワヤしていた。 これをタモで掬い、ペットボトルに入れる! 40~50匹捕まえるのに30分位かかった。
日が昇り、外界が幾分暖かくなり出すと果てしなく残り働き蜂が湧いてくる? 見る間に100匹を超えた。
然るに、まだまだ、残り蜂は湧き上がる!!! 2つ用意したペットボトルは、何れも満タン状態に!!! 200匹は掬ったであろうか? 数は少なくなるものの、まだまだ、湧いて来る・・・
?????
家の飼い蜂をサテアンに移した時もそうだが、この現象は果てしなく続く・・・ 昨年、一昨年の経験で、掬い作業は、2日掛りだった!!!
何故?このような現象が起こるのだろう?
この時期、働き蜂は餌を求めて遠距離飛行をする。 餌が無いと幾らでも奥地へ奥地へと飛行を延す! そして夕暮れに・・・ 当然、帰還出来ない! 野宿するしかない! その上、今時は、この寒さに!!! 寒いと、当然、低音動物:昆虫は、動きが鈍くなり、飛行等覚束なくなる・・・
朝帰りと帰宅時間に時間が掛る原因である!
200匹掬うのに、2時間近く掛った。 そして、まだまだ、来て居たので、この数がまで続くのか? そして、何時、収斂するのか?興味深いものがある・・・
お陽様の上昇と共に、気温も上がり、これが徐々に帰還する原因と考えられる!!!
明日、また、掬いに行くか?まだ、決めかねて居るが、まだまだ、50や100匹は居るだろう?
昨年家での場合、2日後には収斂した!
彼等を追従する事は不可能だが、朝帰り現象! 実に、面白いと思った。
更に付け加えるなら、「 shy・・・、the Vespula 」(続編)でも述べて居るが、薄暮や薄明り時の飛行に単眼が大きく寄与している事は、実に、よく出来た個体だと感心せざるを得ない・・・ 単眼は、非常に感度良く出来た照度計で、僅かな光量でも感知出来る性能を持っている!!! 併せて、単眼が、何故3個なのか?これも追及してみれば、、実に、成程!!!と、いわざるを得ない!!! 
種明かしは、水平飛行をする為の秘策なのだ!        
そうは言っても真っ暗闇で思うように飛行は出来ないだろう・・・ 僅かな光量があれば、感知出来る!事に脅威を覚える・・・

   朝帰り現象は、釣瓶落としの今日、この辺の兼ね合いで、帰還出来ないヘボちゃんとなるのだろう・・・    

所で、3時頃、サテアンを覗くと、引っ越ししたこの蜂群、もう、交尾して居たヨン!!!       どうやら、引っ越し、成功したようだ!        そして、通いもブンブン丸だった!!! 山には無かった砂糖水、好むネ!  どこに区分け、感知能力があるのだろう?   エンジニーヤー崩れの老い耄れ、ツイツイ、追及してみたくなる・・・