『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 “軍”の交尾期に・・・ 』

2010-11-06 00:28:05 | Weblog
              


山から持ち込んで来た「軍」のコロニーが交尾期に入った!!! 今年、不作だった為、飼育したのは、たった、2巣だった・・・ それでもこのコロニーはバンバンの通いに!!! 晩秋、何回か見に行ったが、噴き上がっていた!!! 空高くのしていく様は、過って、シカゴの空港で夕暮れ離発着のジェット機が2分置きに飛び立つ様を見て感激したが、この比ではなかった!
樹令100年を超える赤松の高枝の空間に舞い上がる様を見て惚れ惚れした!!! これを2巣持ち込んで来たのである。
翌日から交尾をしていたので、多分、山でもかなりの数、交尾蜂が出て居ただろう? yにとって、これはこれで意味がある! 自然放蜂も半分兼ねて居るからである!

一昨日から庭仕事に入った。
糞暑かった今夏、実は、一位の刈り込みを途中で放り出してしまった。 木の生理状、もっと早く刈り込みをすべきだったが、気が乗らず今日になってしまった。 残りの刈り込みは今日で終わり、夕方から赤松のヒネっ葉取りと剪定作業に入った。 
この作業は、基本的に鋏を使わないので、根気のいる仕事である。 5本ある赤松も大樹になり、yの実力で、1本当たり5~6日掛る・・・ 12月の中旬まで予定している・・・
時恰も「軍」の交尾期と重なるので、交尾蜂捕獲作業も馬鹿にならない! これとて時間が掛る!!! 言うなれば、ヒッチャ化メッチャ化!!!  非常に忙しい季節である。
交尾蜂捕獲は、交尾確率を上げる為、1回/2~3日とインターバルを置こうと思っている・・・ しかし、サテアンが2つ!!! だから、最盛期、略、毎日の捕獲となる!
明後日、「キイジス」の交尾蜂を捕獲しようと思っている。 こちらは、終焉に向かいつつあるが、「キイジス」の交尾期が、こんなに遅れたのも珍しい!!!
山の2巣が、早くも交尾期に・・・ そして、、庭の飼い蜂を、近々、サテアンに入れる。 2~3日の勝負であろう? 交尾最盛期は、11/15~25に頂点を迎える!!!


さて、捕獲した交尾蜂、今迄、菓子箱やゴルフ・ボール箱に網を付け長年使ってきたが、ここ数年、美濃屋式竹籠と併用比較してみた。 結果は、竹籠の方が生存率で遥かに高い!!!
美濃屋さんとヘボ談議をする機会が多いが、この竹籠の優位性を持ち掛けると、彼も同様、似通ったデーターを持っていた!!!
   秘訣は、空気の流通と湿度管理にある!!!   
湿度管理については、昨年、一昨年このブログでも説いて来たが、温度管理と併せ、極めて、重要だ!!!  冬季間の野菜保管用グリーンボックスに水を濡らしたクシャクシャ新聞紙を5~6枚、丸めて入れて置けば、十分だろう! そして、温度管理は、1.8~2リッターのペットボトルに水を入れ、これをカンカンに凍らせて5~6本も入れておけば極めて安定した温度を保てる。
厳冬期は、1週間から10日間は持つ!  春先、コマ目に変えてやればOK。
ここで重要なのは、グリーンボックスに新鮮な空気を、時々、入れてやる事だ! グリーンボックスの蓋を10数分も開けて置けばそれでいい!!! そしてポイントは、新鮮な空気流通をよくする為に段ボール箱でなく竹籠にするという訳である。。。
段ボール箱から竹籠に入れ替える為、今日、美濃屋さんに100個特注した。 何時、揃うか?判らないが、何とかなるだろう? (発注が遅きに失した感はある・・・      )

    毎年の事だが、春先の生存率、95~100パーセントを目論んでいる・・・   これが、蜂狂の性(さが)と言うモノだろう。。。