『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 企業秘密? 』

2010-08-11 23:36:19 | Weblog
                  


約束通り、極楽蜻蛉流企業秘密を紹介しておこう!

生掘りのポイントは、何といっても外勤蜂を巣の中に入れ込む事にある! 即ち、低刺激を加え、長時間掛けて外勤蜂を巣に着かせる事から始まる! セッカチに直様掘りだす御仁もいるが感心しない!!! 結果的に生掘り時間を長時間する事になる・・・
①.巣があると思しき地点から出来るだけ遠くの地面を足もしくは、棒等で奴付き!地面に振動を与える! 近いと巨大化した巣ではかえって内勤蜂~外から帰った蜂を怒らせる事になり具合が悪い場合が多々ある! ポイントは1m以上離れた地面に軽い刺激を与える事である。 刺激が効いているか否かは、出て行く蜂が居ない事で判断する。
②.万が一、怒り狂った蜂が噴き出るような事があれば、掘り出す寸前に捕獲用ペットボトルを巣の出入り口に被せ怒り狂って出て来た蜂を一旦ペットボトルに留め、生掘り中休んで居て貰う! 実は、コイツ等が一番の特攻隊であるから攻撃力が強い筈だ! で、一旦、虜にするのだ!
③.生掘りを終えたら骨箱に収めた巣をいったん脇に置き、掘り出した巣穴の中の蜂を軽く搔い出すようにしながら追い出し、風呂敷を広げながら巣があった巣穴を覆い隠し巣穴の匂いを遮断する!風呂敷は大きい方がイイ!
広げ終わったら脇に置いた骨箱を巣穴に位置に置いてやると面白言うように噴き出た攻撃蜂は巣盤に着いて行く・・・ この時、先のペットボトルに入れた特攻攻撃蜂の蓋を外し巣盤に付けてやると、コイツ等は、いとも簡単に巣盤に着いてしまう! 数十分巣から離れていただけで巣への執着心は予想以上に高まっているからである。
風呂敷の広げ方が下手糞で巣穴にまだ蜂が残っているようであれば、再度、繰り返せばよい!  攻撃蜂が異常に多い場合、二度繰り返すと、略、完璧だろう?
④.超超巨大巣の場合、これだけでは収まらない場合がある!!!
この場合、タモで掬いながら捕獲用ペットボトルに移す。 この数が多かったり、収めた骨箱の蜂が騒ぎ立て逆流が多いようであれば、無理して入れ込む事は無い! ペットボトルに砂糖水を湿らせた脱脂綿を入れ込んでやると砂糖水を舐め長時間生きて居てくれる。 砂糖水を与えないと2時間とは持たないだろう!(1時間は生きているが、2時間も経つと、総て、死ぬ! 栄養交換が絶たれる為だ!)
そして、飼育箱に収める際、骨箱と一緒にペットボトルの蓋を開け、入れ込んで置く!!! ペットボトルは翌日そっと出してやれば良い・・・ これで完璧な移巣が出来る!!!

この手順で、100パーセント大切な働き蜂が回収出来る筈だ!
テニス・ボールサイズの内はこんな事をしなくても簡単に納まるが、ハンドボールサイズの巨大巣になると、中々、そうも行かず、このステップを取らざるを得ない! 先ず、このステップをおいて収める妙案はないだろう!!!
まして、盆過ぎの生掘りともなると、この妙案をお勧めする・・・
断わっておくが、ワヤを打ち壊した場合、シッチャカメッチャカになりこの妙案でも苦戦する事があるから暮暮もワヤは壊さないようにサジェスチョンしておきたい・・・

これ、老い耄れが、20年近く掛け編み出した妙案である・・・ トライあれ!!!