『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 ヤミスズメバチ 』

2009-03-26 23:42:26 | Weblog
              


昨日、マレーシヤ遠征について触れた。。。
学者先生の卵:Nさんの話によると、この地には「ヤミスズメバチ」が3種程居ると言う・・・ 当然「ヤミ」と言うくらいだから夜行性である。 見付けられなかったが、つい最近、コイツに挑戦して来たばかりだという・・・ 挑戦欲は強かだ!!!    
若干の蜂談義で、夜間、コイツを追い掛ける方法論を論じた。 暗い中を飛ぶので、“ヘボ”ちゃんの蜂追いを想定しても話にならん?
然らば?
蜂か肉団子付き紙縒りに夜光塗料を付けるしかない?     一般的に夜光塗料は、放射性物質そのものなので取り扱いには注意が必要だ!!!
被爆しかねない?
こんな事を話しながらの会話となった。
それにしても南十字星をカイマ見ながら真っ暗闇の熱帯ジャングルで夜光塗料の付いた紙縒りを追いまくる?なんて夢のような話ではあ~~りまへんか?

そこで、俄か勉強した。。。

故松浦先生から何度か聞いた事はあるが、「ヤミスズメバチ」って?????
デカイのは、2~3年越しで、超巨大巣になり、その攻撃は驚異的だ!!!と、先生が串原のヘボコンテストで話していた・・・
その時、購入した図説「社会性狩り蜂の生態と進化」と、いう本がある・・・
写真入りの、当に、図説本である。
  一寸興味があったので紐解いて見た・・・  

東ヒマラヤからスマトラ、ボルネオ辺りの東洋熱帯に掛け3種生息している。Nさんもそう言っていた。
「オオヤミスズメバチ」「ナミヤミスズメバチ」等で、夜行性の為か?単眼が異常に発達していてデカイ!、複眼も、同様、日本の大型スズメバチより大きい! そして、触覚が異常に長く、体は橙色をしている。
面白い事に、コイツ等、蜜蜂と同じく分蜂で子孫を増やしていくという・・・
ナンジャイな?      チョイクラややこしいゾ?
更に、面白い事に、複数女王蜂でコロニーを形成するという・・・多い巣には5~6匹の女王蜂が君臨している。 そして、卵を産み付けるのだから巨大巣になる訳だ。
巣盤はワヤで覆われているが、熱帯スコールに打ち勝つ為か?ワヤはカチカチに硬く、容易やそっとでは壊れない強靭な造り。
体の大小はあるものの、何れも夜光性!!! 何故このような進化を遂げたのだろう?
正直、興味が湧いて来た!!!     
日本のスズメバチ族とはかなり掛け離れた進化を遂げてきた所に興味を覚える・・・ 更なる知識を?と、Googleで調べて見たが、詳しい説明はなかった。
故松浦先生、異様にコイツに関し詳しく、かなり突っ込んで生態調査をしていたようだが、奴豪い攻撃に会い、九死に一生を得た必死の思いだったという武勇伝を聞いた。多分、松浦先生が、コイツの第一人者だったのだろう?
熱帯地方の保険局や衛生局は、コイツの情報があると、梯子車等使い、直ちに、焼き殺してしまうらしい? 凶暴だからだ!!!

兎に角、興味津々!!!なるも、少々、ビビる存在だ?

こんな事を書きながら、少し、この蜂の勉強を・・・と考え出した所である。。。
そして、待てよ~~~、コイツも面白いが、ウラジオストックに仰山“ヘボ”ちゃんが居たという話もあるし、昔、お世話になったPortlandの「キイジス」にも。。。 なんて、段々、欲を掻き出した。。。
同じ金を使うならどの選択がいいのだろう?   ウウ~~~ン?   

< 参考 >
画像は、松浦先生の著書より拝借した「オオヤミスズメバチ」の育房・・・ 大きな育房が、女王蜂の育房!、 蜜蜂と似た所がありますねェ~~~