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都市環境防災対策特別委員会にて

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昨日の特別委員会では、前回の委員会で請求していた大地震が起こったときの津波、放射能による被害想定に関する資料が出てきました。

また、現在庁内で検討中の避難所運営マニュアル案もでてきて、それらをもとに地域防災計画の見直しに関して意見があれば承りたいというのが執行部からの説明。

私はうっかりして吹田市の地域防災計画(赤色表紙のファイル)を持ってきていなかったので、委員長に席を外すことを言ってから控室に取りに戻りましたが、他の委員さんは地域防災計画のファイルを持たずに、執行部からの資料だけで議論をしていました。

(地域防災計画すべてを覚えているのであればいいのですが、相当分厚いファイルですから、全部覚えているというのは無理だと思います。)

私からは地域防災計画を見直すにあたって、放射能による被害想定は高浜原発から85キロ(吹田市役所)にある吹田市としてはそう考えなくてもよいかもしれないが、琵琶湖が汚染された場合は水道水の供給量の半分を占める淀川水系からの取水に大きな影響があるだろうということと、吹田市の被害というよりも、原発の近くの自治体住民が吹田市に避難してこられたときの対応について考えておく必要があるので、地域防災計画にも書き込んではどうかと提案しました。

また、関連して避難所運営マニュアルについては、震度5弱以下の場合は吹田市が指定する避難所に避難することとなっているが、どの避難所に避難するのか、という市民に対する広報をどうするのか?ということについての書き込みがないので、入れるべきではないかと提案しました。

また、防災ハンドブックも改訂するということでしたので、これまで戸建ての場合の災害への備えの説明ページがあるけれど、吹田市では集合住宅に住む市民の率が高いので、集合住宅の場合の説明ページも必要ではないかと提案しました。

そのほか、環境政策推進のための計画については、省エネルギー、節エネルギーについては、住宅の二重窓や断熱材などエコ改修、エコ建築が効果が高いということですので、市営住宅をはじめ公共施設への積極的な適用を求めました。

また、南吹田の地下水汚染については、汚染があるとわかっているのに行政として何もしないわけにはいきません。でも、どこまで対処すべきかというのは、安全性と費用との天秤が必要だと思います。

またそれとは別に、ぜひこれまでの調査や対処、これからのことなど記録に残しておくことや、大学や事業者とタイアップして汚染除去をすることを提案しました。

午前10時から12時まででは終らず、午後も1時から2時半までびっしり協議できたことは良かったと思います。

なお、特別委員会では、通常の委員会と異なり、議会として特別に審議しなければならないと決めたことについて、委員間討議するものだと思っていますが、いつもなのですが委員長は「(執行部が説明した資料について)質問、意見、要望があれば(発言)お願いします」と言います。

変だよね~って思うのですが、だれも変だと思わないみたいです。

また、説明してもらった資料についてさらに説明を求めて、答えてもらったら「ありがとうございました」って言うのも変だと思います。そういうことってあらかじめ聞いておけばいいし、あとで聞いてもいいことだと思うのです。

先日の決算審査特別委員会の傍聴のときも同じような場面がよくありました。

数を聞いて、数を教えてもらって、わかりました、ありがとうございます、で、はい、終わり。

じゃあ、何のために数を教えてもらったの?何か必要があって数を聞いたのではないの?って。

委員会や議会の中で聞かなきゃいけないのは、行政としてこうしたらよいと思うことをさせるために必要なこと、それを質問で問い詰めていって、行政の進む方向を決める、そのための質問だと思うのです。

自分の知らないことを聞いて、教えてもらって、ああ良かった、というようなお勉強の場ではありません。お勉強は別のところでやってほしいと思います。
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