ゴエモンのつぶやき

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最新技術で就農支援 高齢者、障害者幅広く 奈良県と近大連携

2017年09月30日 01時40分17秒 | 障害者の自立

 奈良県は近畿大学農学部と連携し、同大が持つ技術を活用し担い手の就農を支援する「農の入口」事業に乗り出す。古着などの繊維で作ったポリエステル培地や情報通信技術(ICT)などを使った農法で、高齢者や障害者、若年性認知症患者らの農業参入を容易にし、不足する担い手確保につなげたい考え。27日には、両者が包括連携の覚書を交わした。

 事業は、県主催の政策提案コンペで最優秀賞に輝いた同大の提案を原案に具現化。県は今年度、3000万円を充てた。

 具体的には、ポリエステル培地で、欧米で普及する食用タンポポなどを栽培。培地は軽量であるため作業負担が軽減できる他、半永久的に使えるのでコスト低減につながるという。コーヒーや菓子の加工も模索する。

 また、ICTを活用した養液土耕栽培で、トマトやメロンを栽培する。自動で生育データを分析し、液肥量などを調節できるため、個人の経験や勘に頼ることの多い農業から脱却を図りたい考え。収穫物を生かしたジェラートなどの6次産業化も視野に入れる。

 今年度は試験的に栽培・販売・加工を進めるとともにマニュアル化にも着手。

 来年度は構築したマニュアルを「なら近大農法」として、県の農業担当者らが県内各地で普及する。栽培にかかる初期費用は、新規就農者向けの県の補助などで軽減させ、担い手確保につなげていく計画だ。

 早ければ2018年には、農業のベンチャー法人「なら近大ファーム(仮称)」を設立し、県内の農業経営体と連携する。

 同大の重岡成農学部長は「多くの担い手を育成したい」と強調。県の福谷健夫農林部長は「園芸作物の生産を盛んにして農家所得の向上につなげたい」と期待する。 


マジックショー  「障害者の社会参加訴えたい」

2017年09月30日 01時25分07秒 | 障害者の自立

 主催団体が市長訪問 来月28日・戸畑

 出演者全員が障害者のマジックショー「ザ・チャレンジ」を主催する障害者団体「みんなの職場研究会」(大木隆行代表)の会員6人が26日、北九州市役所に北橋健治市長を表敬訪問した。

  「ザ・チャレンジ」は10月28日午後4時からウェルとばた(戸畑区)で開く。心身に障害がある11人が、同会役員のプロのマジシャンの指導で、コインやテーブルなどを使ったマジックに挑戦する。

 大木さんが「ショーを通じて障害者の社会参加の重要性を伝えたい」と訴えると、北橋市長は「市民が障害者への理解を深める良い機会になる」と話した。

 


障害者の能力向上と活躍の場拡大を目的として「スマイル工房」を開設

2017年09月30日 01時13分29秒 | 障害者の自立

個々の才能や能力を活かし、おもちゃの制作を担う

子育て支援事業最大手の株式会社 JP ホールディングス(荻田和宏 代表取締役社長・東証 1 部)は、障害者が自身の才能や能力を生かして活躍できる場の拡大を目的として、作業センター「スマイル工房」を10月1日付けで開設します。保育園で使用する手作りおもちゃを制作するなどし、保育士の負担軽減と保育の充実の一翼を担います。

「スマイル工房」は、JPホールディングス東京支社内に設置し、開設時は「児童発達支援管理責任者」の資格を持つコーディネーター1名とスタッフ5名でスタートします。コーディネーターは、適切な支援を行いながら、一人ひとりの能力や適正を見極めて業務を分担します。就業環境を整備して職場定着を図り、今後、「スマイル工房」の規模拡大を目指します。

当社グループは、これまでも多様な人材を活用する「ダイバーシティマネジメント」を推進してまいりましたが、今回の「スマイル工房」の開設は、障害者のより一層の就業機会の拡大につながるものと考えています。また、バックステージから保育現場を支える業務を担うことで、社会とのつながりや、やりがいを感じられる職場となることを目指しています。

【「スマイル工房」の概要】

名  称 スマイル工房
場  所 東京都港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス5F
従業員数 6名(コーディネーター1名、障害者5名)
業務内容

手作りおもちゃの制作など


障害者を積極的雇用 MYコミュニケーションズに知事褒賞

2017年09月30日 01時03分29秒 | 障害者の自立

 障害者雇用優良事業所として県知事褒賞を贈られたフランチャイズチェーン運営会社MYコミュニケーションズ(須田哲司社長、本社・三島市梅名)の須田社長ら役員4人が27日、三島市役所を訪れ、豊岡武士市長に受賞を報告した。

 同社は1976年創業。本県、神奈川県西部を中心に車用品専門店オートバックス、飲食店びっくりドンキーなど19店舗の幅広い事業を展開している。身体障害者2人、知的障害者4人、精神障害者3人を雇用。法定雇用率が規模50人以上2%以上の中で同社は倍以上の約5%と積極的な取り組みが評価された。

 須田社長は取り組みを紹介した上で「これからも力を入れて社会に貢献したい」と話した。豊岡市長は「努力しているのが分かる。取り組みは素晴らしい」と喜んだ。同社は将来的な目標に雇用率5%を10%まで引き揚げる考えを示した。

 知事褒賞はさきごろ、静岡市で開かれた県県雇用促進大会で5団体、1個人に贈られた。

 【写説】知事褒賞の受賞を報告する須田社長(左から4人目)ら=三島市役所

伊豆日日版   2017年09月28日


駅員に視覚障害者講習会=千葉

2017年09月29日 15時05分12秒 | 障害者の自立

 北総鉄道(千葉県鎌ケ谷市)は印西牧の原駅(同県印西市)で、駅員らが視覚障害者に対応するための講習会を開いた。ホームや車両を使った実演もあり、榊原真一駅務区長は「視覚障害者の方の不便さがすごく分かった。講習を今後の案内に生かしたい」と感想を語った。
 日本盲導犬協会のスタッフらが講師を務め、ホームの縁や自動改札などでの案内方法や危険事態の回避方法を説明。駅員ら34人が参加し、実際に案内する練習も行った。
 協会の森川加奈子さんは「適切な案内とは何かといえば、視覚障害者本人に確認するしかない。こうやってやればよいと決めつけないで」と強調していた。

(2017/09/27-10:21)時事通信