障害者や高齢者、性的マイノリティーなどが、それぞれの垣根を越えて溶け込む社会を目指す「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(超福祉展)が、東京都渋谷区で始まりました。13日までです。
NPO法人「ピープルデザイン研究所」の主催で、今年で4回目。例年より規模を拡大してJR渋谷駅周辺の8か所に会場を設け、最先端の福祉機器・サービスの体験会やシンポジウムなど、多彩な企画が行われています。
体験会では、耳の不自由な人が髪の毛に装着し、振動で音を感知する機器「Ontenna」などを紹介。11日午後1時半からは渋谷ヒカリエ8階で、認知症がテーマのシンポジウムが開かれます。認知症の高齢者らが接客するレストランとして、東京都内に期間限定でオープンし、話題になった「注文をまちがえる料理店」を企画したテレビ局ディレクターの小国士朗さんや、ヨミドクターの飯田祐子副編集長らが、認知症の人と共に生きる社会について語ります。
入場無料。一部の企画は、公式サイト(http://www.peopledesign.or.jp/fukushi/)での申し込みが必要です。問い合わせは事務局(03・3479・4285、info@shibuya-univ.net )へ。
読売新聞
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