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ゴエモンのつぶやき

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障害者支援:「テレビ」「電源」声でスイッチオン 産総研がシステム開発

2010年05月28日 01時09分18秒 | 障害者の自立
 ◇わずかな動作でテレビゲームも

 障害者が自立した生活をするのを支援する住宅システムを、産業技術総合研究所や国立障害者リハビリテーションセンター研究所、ミサワホーム総合研究所が開発した。音声や身ぶりで、テーブルや椅子を動かし家電製品も操作できる。数年後の実用化を目指している。

 家の中で車椅子を動かすと、家具が邪魔になることが多い。手足が不自由なら、家電製品の操作は難しい。

 研究チームは、リモコンで動く小型の車輪や不明瞭(ふめいりょう)な発音でも作動する音声認識装置、身ぶりで操作ができるよう頭や肩、手の動きをカメラでとらえる「ジェスチャー認識装置」などを開発した。

 実験では、車椅子を利用する障害者が「ダイニングセット、どかす」と話すと、車輪の付いたテーブルと椅子が動き、部屋の隅に移った。

 また、「テレビ」「電源」と言えばテレビがつき、局名を言うとチャンネルが変わった。肩を動かして画面のテニス選手を操り、テニスゲームを楽しむこともできた。

 車輪は1台約20万円、ジェスチャー認識の装置は約100万円とまだ高価だ。しかし、ドアに車輪を設置すれば「自動ドア」が実現するように、障害者が自分の生活に合わせて利用できるため、研究チームは需要が見込め、コストダウンは十分可能としている。

毎日新聞


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