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ゴエモンのつぶやき

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障害者の「専門学校」開設へ 介護や農業学ぶ

2015年11月13日 00時32分44秒 | 障害者の自立

 社会福祉法人はらから福祉会(本部柴田町)は来春、宮城県蔵王町の別荘地に福祉事業所「はらから蔵王塾」を開設する。特別支援学校を卒業した知的障害者の専門学校と位置付け、介護や農業の6次産業化を担う人材を育成する。別荘地に携わる団体も運営に参加し、誰もが安心して働き、暮らせる地域づくりを目指す。
 同町遠刈田温泉の温泉付き別荘地「蔵王山水苑」の旧みやぎ生協蔵王保養所を校舎として活用。カリキュラムは4年制を基本とし、前期2年で自立生活訓練、後期2年で就労移行に取り組む。介護や介護補助の仕事、農産物の生産・加工・販売の基礎を学び、就労につなげる。定員は4学年で40人程度を見込む。
 農業と観光が盛んな町の特徴を生かし、蔵王山水苑を拠点に福祉の地域づくりを実践する民間の「蔵王福祉の森構想」の一環でもある。豆腐製造で知られる福祉会の「蔵王すずしろ」(蔵王町)に加え、構想に協力する特別養護老人ホームや介護老人保健施設、農産物直売所が実習の場を提供。苑内に利用者のグループホームも整備する方針。
 福祉会の武田元・理事長は「特別支援学校を卒業すると即、働けるかどうかが問われてしまう現状がある。大学や専門学校のようにじっくり時間をかけ、介護や農業のサービスを地域に提供できる人材を育てたい」と話す。
 12月から利用相談会を開く予定。連絡先は、はらから福祉会0224(58)3443。

「はらから蔵王塾」の校舎となる旧みやぎ生協蔵王保養所

2015年11月12日      河北新報


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