みやま市瀬高町下庄のNPO法人きよみず作業所で29日、シイタケの接種作業(駒打ち)があり、作業員と家族、職員ら約30人が参加した。2年後にシイタケが採れる約500本のほだ木を作った。
障害者12人が自立を目指し、普段はノリ養殖で使う種袋などを作っている。新たな収入の柱にと、3年前からシイタケ栽培に取り組んでいる。
ほだ木約1400本をビニールハウスなどで管理し、約200本から昨秋、初収穫できた。シイタケ約30キロを社会福祉協議会を通じて販売した。
作業所の福田時光理事長は「作業員の本当の自立には月10万円が必要。シイタケで毎月5万円ずつ収入があれば、障害年金の約5万円とで生活できる。毎年500本ずつほだ木を増やしていく」と話した。作業員の兄(24)を手伝っていた弟(23)は「シイタケがうまくいけばうれしい」と話した。
このシイタケ栽培は「異業種参入による造園業元気回復事業」の一環で始まり、国、県の助成を受けた県造園業協会(北川博良会長)が作業所を支援した。北川会長や西原親市長らが、この日の接種作業を視察した。
毎日新聞 2011年1月31日 地方版
障害者12人が自立を目指し、普段はノリ養殖で使う種袋などを作っている。新たな収入の柱にと、3年前からシイタケ栽培に取り組んでいる。
ほだ木約1400本をビニールハウスなどで管理し、約200本から昨秋、初収穫できた。シイタケ約30キロを社会福祉協議会を通じて販売した。
作業所の福田時光理事長は「作業員の本当の自立には月10万円が必要。シイタケで毎月5万円ずつ収入があれば、障害年金の約5万円とで生活できる。毎年500本ずつほだ木を増やしていく」と話した。作業員の兄(24)を手伝っていた弟(23)は「シイタケがうまくいけばうれしい」と話した。
このシイタケ栽培は「異業種参入による造園業元気回復事業」の一環で始まり、国、県の助成を受けた県造園業協会(北川博良会長)が作業所を支援した。北川会長や西原親市長らが、この日の接種作業を視察した。
毎日新聞 2011年1月31日 地方版
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