ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

新国立競技場建設:新たな整備計画を決定

2015年08月31日 02時03分20秒 | 障害者の自立

昨日、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場について、整備費を従来の計画より1000億円以上削減した、新しい整備計画を決定しました。

新国立競技場の従来の整備計画では、国際コンペで決定していたデザインをもとに実際の設計を進めていましたが、整備費がコンペの条件をはるかに上回ることがわかり、国民やアスリートから大きな批判が寄せられていました。
安倍総理は、何よりも優先すべきは、オリンピック・パラリンピックが、国民の皆様、アスリートの皆様から祝福されるものとすべきだという強い思いのもと、先月にゼロベースでの見直しを決断し、オリンピック・パラリンピック担当の遠藤大臣を中心に内閣全体として検討を進めてきました。
検討にあたっては、国民やアスリートに祝福される大会をという総理の思いを踏まえ、アスリートや有識者の方々からのヒアリングや、国民から広く意見を募りました。
そして昨日、安倍総理のご出席の下、第4回関係閣僚会議を開催し、「新国立競技場の整備計画」を決定しました。

新しい計画では、「アスリート第一」の考えのもと、施設の水準をオリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとして適切に設定しつつ、原則として競技に必要な機能に限定することで、工事費の上限額を 従来計画より1000億円以上削減して1550億円とし、大幅なコスト抑制を達成しています。
これはロンドンやシドニー、また国内のスタジアムと比べても、規模の違いなどを考慮して補正すればほぼ同じ水準と言えます。
オリンピック開催時に陸上競技の会場に必要とされる観客席数の目安から、6万8千席程度の観客席を確保し、あわせて、将来のサッカーワールドカップの招致・開催も見据え、大会後にトラック上部へ増設すれば、8万席が可能となるものとしました。
また、障害者・高齢者・子供連れなど誰もが安全かつ快適に楽しめるような「世界最高のユニバーサルデザイン」や「日本らしさ」など、大会のレガシーの方向性を打ち出しています。

新国立競技場を2020年のオリンピック・パラリンピック開催までに間違いなく完成させることができるよう、今後もこの閣僚会議において具体的な整備プロセスを点検するなど、政府一丸でしっかり取り組んでまいります。

2015年08月29日   BLOGOS


最新の画像もっと見る

コメントを投稿