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旭市議長が違法転用か 精神障害者所有の畑地 賃貸借契約は無効と提訴

2012年01月19日 02時41分36秒 | 障害者の自立
 旭市内の畑約1千平方メートルについて地主と賃貸借契約を結んだ同市議会議長の林一哉氏(70)が、地主の女性(67)から土地の明け渡しを求める訴訟を起こされていることが17日、千葉日報社の取材で分かった。女性は精神障害があり契約内容を理解できず、賃料も周辺土地と比べ明らかに低額だとして契約無効を主張している。畑はすでに整地が進んでいるが、農地法では農地の農業以外の転用や農業者以外の賃貸借は原則できない。取材に対し林議長は「女性から頼まれて契約した。整地は管理会社がやった」などとしている。

 問題の土地は、国保旭中央病院(旭市イ)から約100メートルの畑約1千平方メートル。市内の精神障害者3級の女性が財産分与されたものだが、耕作は行われていない。

 林議長は昨年10月、女性宅を訪問し土地の賃貸借契約を締結。契約書によると、賃料は年5万円で期間は10年間。目的は「普通建物所有」となっている。

 これに対し、女性は同年12月、契約無効を求め代理人の弁護士を通じ地裁八日市場支部に提訴。その後、明け渡し請求に切り替えた。訴状によると、「(女性は)精神障害があり契約内容を理解できない」とするほか、「周辺農地は月額40万円を下らない」と賃料が異常に安いことも主張している。

 契約後、土地には砂利が敷かれるなど整地が進んでいるため、事務局が整地を行った業者に確認したところ「関係者に頼まれた」と回答。事務局は工事の中止を言い渡し、原状回復を求める方針だ。


林議長が地主女性と賃貸借契約を結んだ農地=旭市イ

千葉日報 - 2012年01月18日 10:38


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