障害者スポーツの国内最高峰の大会「ジャパンパラ陸上競技大会」が平成29年9月に福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で開かれる。主催する日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)が内定し、県に通知した。県内開催は初めて。
24日に開かれた2月定例県議会の代表質問で、民主・県民連合の亀岡義尚議員(伊達市・伊達郡)の質問に内堀雅雄知事が答えた。
国際パラリンピック委員会陸上競技部門(IPC)の公認大会で、標準記録を突破しないと出場できない。実施種目はトラック、フィールドの16種目に約250人が参加する予定。
32(2020)年の東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めるため県が昨年8月、JPCと日本パラ陸上競技連盟に県内開催を要望していた。
内堀知事は開催地内定を受け「選手や関係者の大きな励み、自信となる。東京パラリンピックに向けて障害者スポーツのより一層の振興に取り組む」と述べた。
ジャパンパラ陸上はパラリンピックなどの国際大会で活躍できる選手の育成・強化を目的に平成3年に始まり、東北地方では22年に仙台市陸上競技場で開かれた。
昨年9月の大阪大会では、女子視覚障害T13クラス100メートルで佐藤智美選手(東邦銀行陸上部)が4連覇を果たすなど県勢は6種目を制した。
■2017ジャパンパラ陸上 競技大会の実施種目
100メートル、200メートル、400メートル、800メートル、1500メートル、5000メートル、1万メートル、400メートルリレー、1600メートルリレー、走り高跳び、走り幅跳び、三段跳び、砲丸投げ、円盤投げ、やり投げ、こん棒投げ
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