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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者も出演、劇で学ぶバリアフリー 大津で10日まで

2019年11月11日 13時00分03秒 | 障害者の自立

 障害者と健常者がともに出演する演劇公演「共生のまち大津・演劇プロジェクト」(中日新聞社後援)が九日、同市浜大津のスカイプラザ浜大津で始まった。十日まで。

 演劇を通して「心のバリアフリー化」を進めようと、二年前から市の補助事業として実施。障害者も所属する劇団「まちプロ一座」と、市民劇団「グループ『橋』」、「有(たもつ)座」が、それぞれ約一時間の劇を上演。約百五十人が拍手を送った。

 この日のまちプロ一座の主題は「健常者とのバリアーがどこにあるのか」。洋服を選びたくても介助者に決められたり、言葉が伝わっていないのに分かったふりをされたりと、心理的な障壁を感じた役者の実体験を描いた。十人の役者が障害の有無を乗り越え、ユーモアたっぷりに演じた。

 主演の橋本あささんは「(健常者との間の)どこかに壁があるから、分かり合えない。ただ、そこで諦めずに、乗り越えようと思えば壁は越えられると伝えたかった」と話した。

 十日の上演は午後一時から。入場料千五百円。

障害者の実体験を題材に、劇を演じる役者たち

中日新聞        2019年11月10日

 


静岡県庁西館をアート空間に ねむの木学園(掛川)の子ども制作

2019年11月11日 12時41分37秒 | 障害者の自立

 静岡県は8日、障害者支援施設「ねむの木学園」(掛川市)の子どもたちが絹布に描いた巨大なタペストリーの複製を県庁西館2階に展示し、除幕式を行った。県庁西館全体を「障害者アート空間」と位置付け、同学園以外の障害者が制作した絵画12点の館内展示も同時に始めた。この12点は、障害者アート作品を有料で貸し出す県の仕組み「まちじゅうアート」の第1弾レンタル作品になる。  タペストリーは「21世紀の花火」というタイトルで、1987年に障害のある子ども8人が共同制作した手描き友禅。同学園が県に寄贈した。縦3・6メートル、横7メートルの原画を縦1・5メートル、横3メートルに縮小した複製を県が県庁に常設する。  除幕式で川勝平太知事は「県庁西館は当初、殺風景だったが、アート空間に変える。障害者の芸術家を育てていく」とあいさつ。同学園の宮城まり子園長は「子どもたちの絵を認めてくれ、とてもうれしい」と述べた。  レンタル作品12点のうち10点は3カ月ごとに入れ替える。式には作者として浜松市南区の安間佐恵さん(44)と焼津市の田中拓実さん(21)が出席し、田中さんは「多くの人に見られるので誇りに思う」と感想を語った。県の支払うレンタル料の一部は作者に還元される。

2019/11/9 07         @S[アットエス] by 静岡新聞