ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

経済的自立を支援 能力に応じ工賃支給

2019年03月05日 21時29分27秒 | 障害者の自立

 社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)は4月から、重度を中心とする在宅障害者向けの人間ドック事業を始める。障害の特性を踏まえた診療技術や施設が整う療育・医療センター(同所)で毎月第3火曜日に実施する。全国でも数少ない取り組みという。

 標準メニューとして、身長・体重測定や血液・尿検査、食べて飲み込む機能の検査、歯科検診、背骨のゆがみをチェックする整形外科検診を用意。卵巣がんや前立腺がんの腫瘍マーカー検査などもオプションで受けられる。対象はおおむね40歳以上の知的・身体障害者らで、料金は標準メニューで2万円。

 旭川荘などによると、重度障害者は「周りに迷惑」などと気兼ねして一般病院の人間ドック受診を控えたり、病院にかかっても症状をうまく伝えられなかったりして病気が進む例が少なくない。一方で専用の人間ドックは、レントゲン撮影時に体位を変える技術やコミュニケーション力など医師や技師らのスキルと一定の設備が必要で、導入例は国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県)など全国数カ所に限られる。

 旭川荘は、障害者専門の総合外来がある療育・医療センターで重度障害者と関わる中で、人間ドックの必要性を痛感。必要な技術と移乗用のリフト付き歯科診療台など設備もあることから導入を決めた。

 岡山県によると、県内の重度障害者は2018年3月末現在、身体障害が3万3900人、知的障害が5710人。

 旭川荘は運用開始後、ニーズを見極めながら実施態勢を見直していく考えで、小幡篤志企画広報室長は「重度の障害者が病気を早期に発見し、より豊かな人生を歩む助けになれば」としている。詳細は法人のホームページに掲載中。問い合わせは療育・医療センター(086―275―4057)。

重度障害者向け人間ドック開始へ 旭川荘、4月から事業化 

移乗用のリフトを備え、重度障害者の人間ドックに使われる歯科診療台

(2019年03月04日       47NEWS

 


障害者採用面接で省庁混乱

2019年03月05日 21時20分57秒 | 障害者の自立

国家公務員試験、予約できず

 障害者雇用水増し問題を受け、政府が初めて実施した障害者向け国家公務員試験で、2月末から始まった各省庁の採用面接に受験者から不満が相次いでいる。予約が殺到して初日に受け付けを中止する省庁が出るなど一部で混乱。「申し込み方法に障害への配慮が足りない」との声も多い。

 1次の筆記試験通過者は2月22日午前10時に発表され、同時に27日からの面接への予約がスタート。だが午前中には枠が埋まるなど、複数の省庁が早々に締め切った。

 日本盲人職能開発センターの事務局次長は「視覚障害者は1次の合否確認や面接試験の要項読み込みなど、全てに時間がかかる。先着順は不利だ」と話す。

2019/3/5       一般社団法人共同通信社


施設職員が障がい者殴り「ぶつけた」と虚偽説明指示

2019年03月05日 21時09分03秒 | 障害者の自立

長崎県五島市の障害者支援施設「五島育成園」で2014年、男性職員が入所者の頭部を茶わんで殴って出血させ、治療に付き添った病院で「壁に頭をぶつけた」とうその説明をするよう指示していたことが4日、分かった。

施設側の報告書などによると、当時50代の職員は14年6月、当時40代で知的障害のある男性入所者が決められた摂取量を超えてお茶を飲もうとしたので注意し、茶わんの取り合いになった。その際、取り上げた茶わんで側頭部を殴り出血させたため、2人で病院に行った。

入所者は約1週間のけがを負っていたが、看護師に「作業中につまずいて壁に頭をぶつけた」と事実と異なる説明をし、医師の診断書にもその通り記載された。

施設側はこの日、保護者に暴行を認めて謝罪する一方、警察には通報せず、五島市に連絡したのも10日後だった。市は連絡の遅れや加害者以外の職員が病院に付き添わなかったことは問題だとして指導し、県に報告。職員はその後、退職した。

施設を運営する社会福祉法人の杉徹也理事長は取材に「施設に隠蔽(いんぺい)の意図はなく、対応に問題はなかった」と述べ、警察に通報しなかった点も「保護者に謝罪したので必要ないと判断した」と説明した。

県はこの年、同法人に障害者総合支援法に基づく改善勧告をしたが、「行政処分ではない」として公表しなかった。県は警察に通報しなかった理由について「他に虐待行為が確認できず、単発の事案だったことなどを考慮した」としている。

2019年3月4日   日刊スポーツ


命捨て助けてくれた母思い 「自分で考えて」胸に 宮城・女川の障害男性、正社員の道開く

2019年03月05日 20時43分00秒 | 障害者の自立

 命にかえて津波から守ってくれた母を忘れない--。宮城県立支援学校「女川高等学園」3年の相澤蓮さん(18)は今春、1期卒業生として社会へ飛び立つ。軽い知的障害があり、コミュニケーションは苦手だが、介護施設で実習を重ね正社員採用の狭き道を切り開いた。蓮さんは「つらい時はお母さんを思い出す。一人でも仕事に取り組める姿をみせたい」と誓う。

 

宮城県立支援学校「女川高等学園」の卒業式を終え、教室で思い出を振り返る相澤蓮さん(中央)と父一之さん(左)、祖母中鉢しずえさん

毎日新聞   2019年3月5日


「やまゆり園」事件肯定する差別的手紙 障害者施設運営法人に

2019年03月05日 14時44分11秒 | 障害者の自立

 

東京・調布市の障害者施設を運営する社会福祉法人に、2016年に起きた「津久井やまゆり園」の殺傷事件を肯定する差別的な内容の手紙が届いていたことがわかり、警視庁が警戒にあたっている。

 

 2月下旬、調布市の「社会福祉事業団」と「社会福祉協議会」に、障害者への強い偏見や差別的な表現が書かれた手紙が届いていたことがわかった。

 

 また手紙では、2016年に神奈川・相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の入所者など19人が殺害された事件を肯定する内容も書かれ、国立市の消印が押されていたという。

 

 警視庁は、関係機関に注意を呼びかけ、警戒にあたっている。

2019年3月4日   www.fnn.jp