ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

宇都宮に障害者雇用のカフェ 住民触れ合い、地域と共生を

2017年11月12日 02時08分53秒 | 障害者の自立

 ■自由な働き方「出来る仕事探して」

 宇都宮市戸祭町の閑静な住宅街に15日、障害者が店員として働く「フラットカフェ」がオープンする。運営するFLATワークス代表の鳥取弘美さん(49)は「陰に隠れてしまう障害者が住民と触れ合って地域の中で共生できるようになれば」と話し、障害者を地域で見守り、交流できる場所を目指す。

 FLATワークスは一般企業への就職が難しい障害者に働く場を提供する就労継続支援B型事業所。雇用契約を前提とするA型に対し、B型は障害者が作業分の報酬を受け取り、比較的自由に働ける非雇用型事業所だ。

 鳥取さんは施設長の桧山智子さん(66)ら、放送大学で心理学を学んだ仲間と共に勉強会を開き、障害者雇用カフェを設立することを決意した。周辺は低層住居専用地域のため、建築する建物の高さや用途が制限される。今年8月に宇都宮市に就労継続支援事業所の指定を受けるまでに2年ほどかかったという。

 カフェの隣には事業所があり、障害者がビーズでアクセサリーを作ったり、果物の袋詰め作業などをして働く。また、庭でブリーベリーを栽培してジャム作りをすることを考案した。桧山さんは「障害者が知識、想像力を使っていろいろな挑戦ができる。自分ができる仕事を探してほしい」と話す。

 落ち着いた雰囲気の店内からは芝生の庭や近くの公園が見渡せる。庭には井戸があり、災害時には地域で活用できるようにしたいという。

 カフェの営業は午前10時半~午後6時。2時まではランチも提供し、定番のAランチやヘルシーメニューのBランチを用意する予定だ。他に、カレーライスやナポリタンスパゲティなどの軽食、コーヒー、ケーキを提供する。倍木児童公園近く。問い合わせは(電)028・678・6388。

2017.11.11    産経ニュース


農業で障害者を支援 70人が就労 目標は収入アップ 

2017年11月12日 02時02分26秒 | 障害者の自立

社会福祉法人が6事業所と連携

 「今年もおいしい梨ですよ」。青空の下、意気揚々と梨を収穫する若い男性ら--。障害者の就労支援などに取り組む社会福祉法人「福井県セルプ」(福井市)が、複数の施設と連携した支援プロジェクトを進めている。各施設が育てた農作物の販売会を合同で開くことで採算性を高め、障害者の収入アップを目指す。

  プロジェクトは同法人の永田弘幸さん(40)が中心となって昨年10月に始めた。きっかけは、ある障害者が花に水をあげる瞬間だった。両手を合わせ祈る姿を見て「農業の『手』と福祉の『手』をつなぐ懸け橋になれないか」と願い、「ててファームプロジェクト」と名付けた。
 
 支援があっても就労が難しい障害者を対象にした「就労継続支援B型事業所」を主な対象に声を掛けると、脳性まひで歩行困難な若者を含め県内6事業所の約70人が集まった。生産、販売するのはホウレンソウや梨といった約20種類の季節の野菜と果物。県特産トマト「越のルビー」も扱い、利益は全額をプロジェクト参加者に還元する。

農作物販売会、売り上げ増

 県内各地で開いた販売会は、立ち上げからの1年で100回を数えた。どの事業所もプロジェクト実施前より売り上げが増加、中には前年度比10%近くも上がった事業所もあるという。

 会場では参加者が働く様子を紹介したリーフレットも配る。「消費者は障害者が手間暇かけて作った農作物のおいしさを味わいながら支援できる」と話す永田さん。「今後は人手不足の一般農家で障害者の働く機会を増やす取り組みを進めたい」と意気込む。

毎日新聞    2017年11月11日


車内放置死の当日、女性職員にわいせつ行為

2017年11月12日 01時54分07秒 | 障害者の自立

障害者支援施設の元管理者を起訴 さいたま地検

 運営する障害者支援施設の女性職員の体を触ったとして、さいたま地検は10日、強制わいせつの罪で、上尾市の「コスモス・アース」の元管理者、大塚健司容疑者(75)=さいたま市北区=を起訴した。施設では7月13日、男性利用者(19)が送迎用のワゴン車内に午前9時ごろから約6時間放置され、熱中症で死亡する事故が発生。大塚容疑者はこの間にわいせつ行為をしたとみられる。


フリーズドライ加工を障害者の仕事に 全国のメーカーなどから依頼

2017年11月12日 01時40分19秒 | 障害者の自立

 石川県輪島市の社会福祉法人門前町福祉会の障害者支援施設「ふれあい工房あぎし」(馬渡晋一・施設長)は真空凍結乾燥機を使い、海藻の乾燥食品を製造する一方、全国のメーカーなどからフリーズドライ加工の委託を請け負っている。

  1996年に開所した工房あぎしは、施設入所、生活介護、就労継続支援B型からなる多機能型事業所。69人が食品加工など4班に分かれ、日中活動を行っている。

  フリーズドライは(1)原材料を圧力釜で蒸し、トレーに詰める(2)冷凍庫で20時間予備凍結する(3)マイナス20度で40時間フリーズドライする(4)粉末処理などをして袋詰めする――という工程で実施。食品加工班の14人の利用者は、原材料に混じったゴミ取りやトレー詰め、袋詰め、清掃などの作業を担う。

  1回で乾燥できる量は約80キロ(乾燥後は約10分の1に)。小ロットで委託できる貴重な加工施設として、大学や研究機関、メーカーなどから年間40件に及ぶ依頼があるという。

 開所時に、特産のかぼちゃの加工食品の製造・販売を作業の柱にしようと考え、4000万円分の施設整備費で導入した乾燥機だが、依頼が増えるにつれ、作業も委託加工中心に変化。いぎす、ぎばさを乾燥させた自主製品は年間600袋(1袋10グラム入り500円)を製造しているが、年間売上730万円の9割以上を委託加工が占める。

  「乾燥海藻の評判は良いが、委託注文の合間に作るのが手いっぱい。開所時に33歳だった利用者の平均年齢は53歳になった。乾燥機や冷蔵庫も同じ年数がたった。高齢化と経年化は大きな課題。いつまでも働けるようにどちらも大切にしたい」と馬渡施設長は話す。

  過疎地域の障害者施設に全国から仕事の依頼が舞い込むのは異例。特殊加工できる設備と技術を備えることで、下請け型でも自主生産型でもない仕事づくりに成功したようだ。 

トレイに詰めた原材料を真空凍結乾燥機に入れる

2017年1110    福祉新聞編集部


東京パラ目指し奮闘 三木で障害者馬術大会開幕

2017年11月12日 01時24分53秒 | 障害者の自立

 2020年東京パラリンピックを見据え、身体障害者が馬術種目で争う「第1回全日本パラ馬場馬術大会」が10日、兵庫県三木市別所町高木の三木ホースランドパークで開幕し、13人と17頭が規定演技の完成度を競った。11、12日にも同パークで「第25回全国障がい者馬術大会」(神戸新聞社後援)と同時開催される。

 両大会は日本障がい者乗馬協会(明石市)が主催。この日は、騎手時代に2度落馬して高次脳機能障害がある明石乗馬協会所属の常石勝義選手(40)=滋賀県草津市=が出場。「初めて大会で組む馬だったが、力強くて反応もよく、正確な経路で演技できた」と手応えを感じていた。

 全国障がい者馬術大会は馬場馬術とタイムレースの2種類があり、知的・身体障害者と健常者の延べ約100人が出場する。11日午後0時半と12日午後1時半からはパラリンピック英国代表で5大会連続金メダルのリー・ピアソン選手(43)が演技を披露する。

全日本パラ馬場馬術大会の規定演技に挑む常石勝義選手=三木ホースランドパーク

全日本パラ馬場馬術大会の規定演技に挑む常石勝義選手
 
 2017/11/10   神戸新聞NEXT