ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

スマホが視覚障害者の“目”になる!

2017年07月15日 03時24分18秒 | 障害者の自立

身の回りのもの全てを音声描写するアプリ「Seeing AI」がスゴイ

スマホのカメラを人に向けると「20歳くらいの女の人で、微笑んでいます」と描写してくれ、お札を映すと「20ドル札です」と教えてくれる−。

そんな機能を搭載したアプリ「Seeing AI」がMicrosoftからリリースされた。コンピュータービジョンと人工知能を駆使していて、視覚障害者の“目”となる画期的なツールだ。

・表情も読む!

デジタルの書類や本などを読み上げてくれるアプリはあるが、Seeing AIはただの読み上げアプリではない。スマホのカメラがとらえたものが何かを分析して音声で描写してくれるのだ。

実生活でどのように使えるかは、Microsoftのビデオを観てもらえばわかるが、書類だけでなくすべてのものが対象となるのがポイント。

たとえば、視覚障害者の人は目の前の相手がどんな人かイメージとして情報を入手できない。そんなときSeeing AIを使うと、相手が自分からどの方向にどれくらい離れた場所にいるのか、そして「28歳くらいの女の人で、メガネをかけています。幸せそうな顔をしています」などと教えてくれる。

・米国でiOSのみ

書類などを読み上げるのはお手のものだが、カメラが書類をうまくとらえていないときに「右端がきれています」などとガイダンスしてくれるなどSeeing AIはかなり賢い。

また、製品についているバーコードも読むので、「◯◯社のトマトペースト缶詰です」などと正確に製品名を教えてくれる。ものによっては、食品成分など詳細情報を調べたりもできる。

身の回りのすべてを描写するというこの画期的なアプリ、視覚障害者の強い味方となることは間違いないだろう。しかし、残念ながら現在このアプリは米国のiOSデバイスでのみ利用可能。米国以外、そしてAndroid端末での展開も期待したいところだ。Seeing AI

2017.07.13    


閉所間際まで不在気付かず、埼玉 車内放置の障害者死亡事故

2017年07月15日 03時16分06秒 | 障害者の自立

 埼玉県上尾市の障害者支援施設「コスモス・アース」で、知的障害のある利用者の男性(19)が車内に約6時間放置され熱中症とみられる症状で死亡した事故で、男性がいないことに職員が気付いたのは施設が午後4時に閉所する間際だったことが14日、施設側への取材で分かった。

 施設の大塚健司管理者(75)は「通常は車から降ろす際に点呼している」と話しており、県警は男性の不在に気付かなかった経緯を調べる。同日、送迎用のワゴン車を検証した。

 県も障害者総合支援法に基づいて施設に立ち入り、管理者から運営状況を聞き取るなどした。

男性が死亡したのと同型の送迎用ワゴン車を調べる埼玉県の職員=14日午前、埼玉県上尾市(車のナンバーを画像加工しています)

2017年07月14日    西日本新聞


障害者の日常 自由に見学、交流 浜松の施設、事業化1年

2017年07月15日 03時07分25秒 | 障害者の自立

 浜松市西区の障害福祉施設「アルス・ノヴァ」の日常を見学する観光ツアーが、静岡県内外の福祉関係者などから注目を集めている。福祉施設を観光するという全国的にも珍しい取り組みは、福祉に直接関わったことのない学生や社会人の関心を引き、ツアー参加が障害や自らの生き方を考えるきっかけになっている。
 同施設を運営する認定NPO法人クリエイティブサポートレッツが2016年5月に事業化した。ツアーを始めたのは、障害者を取り巻く環境が変わらない現状へのもどかしさや、「障害者がいる社会が自然だと分かってほしい」との思いがあった。
 外部のマーケティング専門家から「(障害者とスタッフ、関係者が醸し出す)場の雰囲気に力がある」と評価され、「観光」を切り口に利用者のありのままの姿を見てもらい、障害者理解につなげようと考えた。
 ツアーではプログラムを用意せず、参加者は障害者らと一緒に日常生活を送る。障害者が声を出して跳ねたり抱きついたり、絵や工作に取り組んだりと自由に過ごす日常を体感する。地域住民を交えて定期的に開催する銅版画や詩などのワークショップに参加することも。施設の様子を見るだけでもいいし、交流するのも自由だ。
 6月のツアーに参加した京都市の会社員小沢亜梨子さん(25)は「これまで障害者とどう関わっていいかモヤモヤしていた。特別に何かしてあげるものではないと思った」と自分なりの答えを見つけた。
 久保田翠理事長は「参加して何を感じるかは人それぞれ。一度は障害者と向き合う時間をつくってもらえたら」と願う。
 16年度は6回のツアーに40人が参加した。1泊2日で大人8千円、学生は5千円。同施設や運営するゲストハウスに宿泊する。インターネットや口コミで広まり、ことしは県外の高校の体験学習先になった。17年度も5回程度開催し、希望に応じて随時受け入れる。

触れ合いを楽しむ障害者とツアー参加者

(2017/7/13  @S[アットエス] by 静岡新聞

 

 


障害者男性が死亡 施設側が車から降ろし忘れ熱中症か

2017年07月15日 02時59分47秒 | 障害者の自立

13日午後、埼玉県上尾市の障害者施設で、障害のある19歳の男性が車の中で熱中症と見られる症状で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。埼玉県によりますと、施設側がおよそ6時間にわたって男性を車から降ろし忘れていたと見られ、警察が詳しい状況を調べています。

埼玉県によりますと、13日午後3時20分すぎ、埼玉県上尾市の障害者施設「コスモス・アース」の職員から「19歳の利用者の男性が車の中で倒れている」と消防に通報がありました。

男性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。死因は熱中症と見られるということです。

県によりますと、この施設では、13日朝、車で利用者を迎えに行き、午前9時ごろ、施設に到着して利用者を車から降ろしましたが、その際、男性を降ろし忘れたと見られ、6時間ほどたった午後3時すぎに車の中で倒れている男性を見つけたということです。

施設によりますと、男性は知的障害があり、自分で車のドアを開けることができないということです。

警察は施設の関係者から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。

7月13日    NHK


車に6時間、障害者死亡=熱中症か、誤って放置-埼玉

2017年07月15日 02時54分07秒 | 障害者の自立

 13日午後3時25分ごろ、埼玉県上尾市戸崎の障害者施設「コスモス・アース」から、「利用者が車の中で倒れている」と119番があった。県消防防災課などによると、同市の男性(19)が意識不明となり、病院で死亡が確認された。施設側が誤って車内に約6時間放置しており、熱中症とみられる。
 同課などによると、男性は他の利用者らと共に同日午前9時ごろ、ワゴン車で施設に到着。職員が午後3時20分ごろ、車内で倒れている男性に気付いた。

施設側は「(到着時に)全員下車したと思った」と話しているという。
 施設には知的障害者ら約40人が通い、作業訓練などをしている。県警が詳しい状況を調べている。 
 気象庁によると、上尾市の最寄りの観測点であるさいたま市桜区の13日の最高気温は33.1度だった。

(2017/07/13-時事通信