福山市障がい者総合支援協議会就労支援部会は30日、働く障害者の意見発表を通じ、職場での支援などを考えるシンポジウムを福山すこやかセンター(同市三吉町南)で開いた。
運送会社に勤め、荷物の仕分けをしている男性(21)は、仕事がつらい時に同級生から掛けられた「自分らしさをもっと出せばいい」という言葉が支えになったとして「自分らしく働き、長く勤めたい」と意欲を見せた。
雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所で、清掃に従事する男性(33)は「コミュニケーションが苦手で、仲間とけんかし3日ほど休んだ。その時の寂しさを覚えている」と回想。「仲間がいて、支援員からアドバイスももらえるので、家にいるより仕事をしている方が良い」と話した。
契約を結ばない就労継続支援B型事業所の女性(40)は、子育てしながら接客業に取り組み、「優しいスタッフやメンバーに支えられ、自分のペースで働ける今が幸せ」と語った。
当事者のシンポジウム開催は初めて。福祉関係者ら約100人が聞いた。
運送会社に勤め、荷物の仕分けをしている男性(21)は、仕事がつらい時に同級生から掛けられた「自分らしさをもっと出せばいい」という言葉が支えになったとして「自分らしく働き、長く勤めたい」と意欲を見せた。
雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所で、清掃に従事する男性(33)は「コミュニケーションが苦手で、仲間とけんかし3日ほど休んだ。その時の寂しさを覚えている」と回想。「仲間がいて、支援員からアドバイスももらえるので、家にいるより仕事をしている方が良い」と話した。
契約を結ばない就労継続支援B型事業所の女性(40)は、子育てしながら接客業に取り組み、「優しいスタッフやメンバーに支えられ、自分のペースで働ける今が幸せ」と語った。
当事者のシンポジウム開催は初めて。福祉関係者ら約100人が聞いた。

働く障害者の意見発表を通じて、支援の在り方を考えたシンポジウム