goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

働く障害者が意見発表 福山で就労支援シンポ

2016年02月01日 02時05分09秒 | 障害者の自立
 福山市障がい者総合支援協議会就労支援部会は30日、働く障害者の意見発表を通じ、職場での支援などを考えるシンポジウムを福山すこやかセンター(同市三吉町南)で開いた。

 運送会社に勤め、荷物の仕分けをしている男性(21)は、仕事がつらい時に同級生から掛けられた「自分らしさをもっと出せばいい」という言葉が支えになったとして「自分らしく働き、長く勤めたい」と意欲を見せた。

 雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所で、清掃に従事する男性(33)は「コミュニケーションが苦手で、仲間とけんかし3日ほど休んだ。その時の寂しさを覚えている」と回想。「仲間がいて、支援員からアドバイスももらえるので、家にいるより仕事をしている方が良い」と話した。

 契約を結ばない就労継続支援B型事業所の女性(40)は、子育てしながら接客業に取り組み、「優しいスタッフやメンバーに支えられ、自分のペースで働ける今が幸せ」と語った。

 当事者のシンポジウム開催は初めて。福祉関係者ら約100人が聞いた。
働く障害者の意見発表を通じて、支援の在り方を考えたシンポジウム

手話で感じて 人形劇 健聴者と聴覚障害者一緒に観賞 白山

2016年02月01日 01時58分26秒 | 障害者の自立

 白山市の「聴覚障害者と共に歩む会」は三十日、市松任学習センターで、耳が聞こえる人も聞こえない人も一緒に観賞できる人形劇を上演した。観客らは手話や身ぶりを交えた作品を楽しんだ。(稲垣遥謹)

 ろう者と健聴者でつくる川崎市の人形劇団「デフ・パペットシアター・ひとみ」による公演で、白山市では初めて。市民に手話への関心を高めてもらうとともに、耳が不自由で劇を見る機会を持てない人向けに企画した。

 この日はアフリカを舞台にした「森と夜と世界の果てへの旅」を上演。なまけ者で酒飲みの青年が冒険に出て、不思議な体験をしながら困難を乗り越える姿を描いた。

 耳が聞こえる人も聞こえない人も見られるよう、せりふや場面解説には手話や大きな身ぶりを交えて進行。途中、人形を操る団員が客席に下りていき、観客と触れ合う場面も。アフリカの民族楽器「ジャンベ」や「ブブゼラ」の演奏で観客を物語に引き込んだ。

 劇に先立ち、あいさつや「ありがとう」などの簡単な手話を紹介するミニ講座もあった。

 
 
耳の聞こえる人も不自由な人も楽しめる「デフ・パペットシアター・ひとみ」の人形劇

2016年1月31日      中日新聞