ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者ゴルフ 初の世界選手権 宮代町・小林さん 個人4位

2014年10月07日 01時39分44秒 | 障害者の自立

 障害者ゴルフの第一回世界選手権が三日、茨城県土浦市のゴルフ場で開かれ、国別対抗でスウェーデンが初優勝を飾った。日本は五位で、個人では、宮代町の小林茂選手(58)が四位に入った。

 試合には、日本人八人を含む米国やブラジル、韓国、ドイツなど十五カ国五十四人の手足に障害がある選手が参加。一日からあり、四人中上位三人の合計スコアで争う国別対抗と個人が行われた。

 小林選手は「三位以内に入れなかったのは悔しいが、これをきっかけに障害のある子どものスポーツをする機会が増えればうれしい」と話した。選手たちは、義足を外して一本足でショットしたり、松葉づえでコースを回ったりした。

 障害者ゴルフのパラリンピックの正式種目入りを目指し、日本障害者ゴルフ協会などが企画。第二回は二〇一六年にメキシコで開催予定。

2014年10月6日    東京新聞


青森でアビリンピック 障害者技能競う

2014年10月07日 01時36分21秒 | 障害者の自立

 「あおもりアビリンピック2014」が5日、青森市の青森職業訓練支援センターとホテル青森で開かれ、県内各地から出場した40人が日本語ワープロ、DTP、喫茶サービスなど6競技で技能を競った。
 大会は県などが主催し、今年で12回目。障害者が技能を磨くことで職業能力を高め、雇用に結び付けてもらおうと開かれている。会場では親子ものづくり体験教室やユニカールミニ大会などのイベントも開催され、来場者が交流を深めた。

2014/10/6 月曜日     陸奥新報


人気アニメのサブレ、京都土産に 障害者支援企業が開発

2014年10月07日 01時32分17秒 | 障害者の自立

 人気アニメを題材にした焼き菓子サブレを、障害者就労支援企業「京のちから」(京都市中京区)が京都土産として商品開発した。東山区三条通東大路東入ルのギャラリー「ART FORUM JARFO」で先行販売している。

 サブレは、京都を舞台にしたアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」や、京都の架空の高校が登場する「弱虫ペダル」など5作品のキャラクターをかたどった。9月にみやこめっせ(左京区)で開かれた「京都国際マンガ・アニメフェア2014」の会場で初めて販売し、アニメ愛好者たちの人気を集めたという。

 今回の先行販売は「きょうのちから展」として、障害者支援施設「スウィング」の利用者たちの絵画展示や、その絵柄を使ったTシャツやバッジの販売と合わせて行っている。12日まで。JARFOTEL075(751)0044。

 サブレの本格販売は21日からで、京都国際マンガミュージアム(中京区)などで購入できる。

アニメにちなみ、障害者たちが作った京土産サブレ(京都市東山区・ART FORUM JARFO)

【 2014年10月05日 17時10分 】    京都新聞


福祉機器展だからこそのちょっと変わった周辺機器を紹介します

2014年10月07日 01時28分15秒 | 障害者の自立

東京・お台場にある東京ビッグサイトにて2014年10月1日(水)から3日(金)まで15か国・1地域から585社・団体(日本530 社・団体、海外55社)が出展したアジア最大の福祉機器展示会「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014(International Home Care & Rehabilitation Exhibition 2014)」(主催:全国社会福祉協議会および保健福祉広報協会)が開催されました。

第41回 国際福祉機器展のレポートでは最後となる今回は、主に聴覚障害者向けの機器を開発・販売している自立コムのブースにて、聴覚障害者向けのスマートフォン用周辺機器がいくつか展示されていましたので紹介します。


○モバイルフォンセンサ
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モバイルフォンセンサ(税込8,640円)

発光する本体と光センサーの2つで構成された周辺機器で、センサーをスマートフォンの画面に置くと、着信時にスマホの画面が点灯した際に反応して、本体側が強くフラッシュで点滅して耳の聞こえにくい人にも着信を知らせるという仕組みになっています。
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光センサー(写真=左)及び本体(写真=右)

単純な仕組みだからこそ色々な用途に応用できそうですね。


○セルフォンリンガ
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セルフォンリンガ(税込15,120円)

こちらはスマートフォンに限らず、タブレットや通常の携帯電話やPHSでも利用可能。着信を検知して光や大きな音(最大90db:目安としてはブルドーザーの起動音や工場の中レベルの大きな音)で着信を知らせてくれます。耳の聴こえづらい、聴きとれない人向けですが、音を鳴らさずに光るだけで知らせたり、オプションの「ベッドシェーカ」という大きなバイブレーション振動起こす装置を利用して着信を知らせることができます。

また、Android機のみですが、併用することで、着信をより分かりやすくするアプリ「Jiritsu_Vib」がメーカーの製品ページからダウンロードすることが可能です。(※勝手アプリ扱いなので、セキュリティ項目の提供元不明のアプリのインストールを許可する設定が必要)


○スマホン
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スマホン(税込6,480円)

一言でいえば、スマートフォンやタブレットのイヤフォンジャックに差し込んで使うタイプの受話器で、特徴としてTコイル(電磁誘導コイル・テレコイル)を内蔵し、補聴器を装用している人に対しても非常に聴こえやすいという効果があります。

通常、補聴器を装用しているときは電話を利用する際に相手の声が聴こえづらく(補聴器は周りの音を大きくする機械なので雑音も大きくしてしまう)、そのままでは雑音も拾ってしまう関係上通話が不自由になります。

Tコイルはアンプの役目を果たし、受話器のスピーカー音を補聴器のコイル内へ直接送って聴き取りやすさを向上させることができます。これによって、スマートフォンなどの通話スピーカーからでも通話がしやすくなります。

見た目にはワイモバイル(ウィルコム)のPHS、「イエデンワ」の受話器の部分が直接スマートフォンのジャックにつながっているようにも見えるので、ちょっとお値段はしますがインパクト重視の周辺機器とし使うのも悪くないかも?しれませんね。


自立コムでは、「電話機関連」という製品ジャンルで様々な聴覚障害者向けのスマートフォン・携帯電話向けの周辺機器を発売しています。興味をもたれた方は是非一度、ホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか?


障害者対象に眼科開院…京都

2014年10月07日 01時25分27秒 | 障害者の自立

専門チーム担当、作業所へ出張検診も

 京都市山科区の病院に勤務する医師、朴真紗美さん(49)(滋賀県草津市)が、知的障害や発達障害を持つ人を対象にした眼科診療に取り組んでいる。

 8月に障害者の積極受け入れを掲げた診療所を同区に開設、作業所に出向く出張検診も始めた。こうした障害を持つ人の診察には特殊な技法が必要で、検診を受けられず病気が見過ごされているケースも多いという。朴さんは「専門的な検診体制の整備が必要」と訴える。

 朴さんによると、知的障害や発達障害がある人の視力を的確に測るには、おもちゃを目の前にぶらさげて視線を確認する方法や、カード式の視力検査表を使うなど、専門的な技法を持つ視能訓練士が行う必要があるという。

 学校や事業者には法律で健康診断が義務づけられているが、卒業後、仕事に就いていない障害者は、視力検診の機会がほとんどないのが現状。待合室で静かにできないなどの理由で、診察をためらう保護者も多い。

 朴さんは2011年、障害児を支援するNPO法人の依頼で、友人の視能訓練士と共に鹿児島県・奄美大島で障害児の眼科診療を始めた。計10回、島を訪問し、約130人を診察。3割に近視、遠視、乱視の症状が見つかり、眼鏡をしてもらうと歩行時のふらつきが減った児童もいた。

 朴さんは活動の中で、障害者専門の診療の重要性を認識。8月、障害者の積極受け入れをうたう診療所「まさみ眼科クリニック」(山科区)を開設し、作業所への出張検診も始めた。週の半分は洛和会音羽病院(同)で非常勤医として、残りは診療所で診察。合間を見て出張検診に向かう。

 診療や検診は、視能訓練士2人と眼鏡店員1人を加えた計4人のチームで行う。8月と9月、知的障害者らの作業所「城陽作業所」(城陽市)で行った検診では32人が受診し、水晶体の位置がずれて視力がほとんどない患者や、白内障で手術が必要な事例が見つかった。作業所の北村喜久子・事務部長(58)は「これまで検診は内科のみで視力検査はなかった。ありがたい」。娘(35)の受診に立ち会った中岡かおりさん(63)は「遠視と言われたが、見えていると思っていた。専門家による出張検診が広まってほしい」と期待する。

 朴さんは「専門的な手法を使えば、障害者の視力を適切に測り、必要な治療ができる。自分たちの活動を広く知ってもらい、同様の活動を始める医師や視能訓練士が増えればうれしい」と話す。問い合わせはクリニックのファクス(075・606・2108)へ。

 視能訓練士 視能訓練士法に基づく国家資格。眼科医の指示のもと、視力検査や眼圧検査、視力を回復させるための訓練などを行う。

2014年10月6日 読売新聞)