ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者団体、12日に勉強会 講演や研修会

2014年10月05日 01時34分14秒 | 障害者の自立

 佐賀県視覚障害者団体連合会(森きみ子会長、約200人)は12日午前10時半から、佐賀市のほほえみ館で、心のケアや日常生活用具をテーマにした講演会や研修会を開く。

 講演会は日本盲人会連合の鈴木孝幸副会長が講師を務める。中学生の時に体育の授業中に負ったけががもとで失明した。「目標を持って生きる事」をテーマに、これまでの仕事や活動などについて話す。

 補装具や日常生活用具を適切に運用するための研修会や、移動支援と介護支援などを行う「同行援護事業」の制度を学ぶ会も開く。

 対象は視覚障害者をはじめ、市町の担当者、学校関係者、家族、ボランティアらで、森会長は「幅広く参加してほしい」と話す。定員は90人で、参加費は無料。希望者は9日までに同会に申し込む。電話0952(29)7326。

2014年10月04日 10時02分       佐賀新聞


姫路に重度障害者施設、17年までに開設へ 兵庫県

2014年10月05日 01時26分04秒 | 障害者の自立
 兵庫県は、重度心身障害者を生活・医療面で支える「医療型障害児・者施設」を姫路聖マリア病院(姫路市仁豊野)内に整備する方針を固めた。同施設は県内に8カ所あるが、中・西播磨地域にはなかった。県は財源確保に向けて国と協議を進めており、2015年中の着工、17年までの開設を目指す。

 同病院を運営する社会医療法人財団聖フランシスコ会が建設・運営。県の事業者指定を受ける。総合病院を運営する法人による開設は県内では初めて。

 新たな施設は同病院の敷地内に建設し、約80床の病室、エックス線施設など医療機能も備える。医師や看護師が常駐するほか、保育士や作業療法士らも配置。入所者の生活指導や介護に加え、ショートステイ事業、相談支援なども行う。

 県によると、中・西播磨地域の入所対象者は約700人。現在、阪神間や岡山県内などの施設を利用しているという。

 難治性てんかんのためベッドで生活する女性の母で「姫路市肢体不自由児・者のこれからを考える会 マザーリーフ」代表の延谷敦子さん(57)は「将来の娘の生活を考えると不安だった。15年以上の願いがやっと実現する」と喜んでいる。

2014/10/4 07:15    神戸新聞


障害者の社会参加応援 宮田村にチャレンジ工房開設

2014年10月05日 01時20分48秒 | 障害者の自立

 障害者の社会活動を応援しようと、宮田村大田切の石澤礼子さん(48)と次男昌樹さん(23)親子が「青葉チャレンジ工房」を開設した。2人がミニクロワッサンとシフォンケーキを作り、地域の障害者に販売してもらい、収益の一部を報酬として支払う仕組み。2日は同村役場で出張販売を行い、工房のオープンを宣言した。

 障害を持つ昌樹さんの「パンを作って仲間と一緒に働きたい」という思いを受け、礼子さんが一念発起。家族が経営する割烹・青葉の厨房の一角を、2人で菓子を焼く工房とした。障害者は販売担当の「チャレンジャー」として登録し、報酬を支払うことで支援につなげる。

 同村役場での出張販売は石澤さん親子、チャレンジャーの加藤征央さん(24)=町一区=と母親の恵美子さん(56)の4人で接客した。村職員らが列を作り、用意した菓子はあっという間に完売。昌樹さんは「多くの人が買ってくれてうれしい」と話した。

 基本は予約販売で、ミニクロワッサンが1個50円(10個入り1箱500円)、プレーンやオレンジなど常時7種類をそろえたシフォンケーキが1ホール(17センチ)600円。同村役場では毎週木曜の午後4時30分から、玄関ロビーで出張販売を行う。一般来庁者も購入できる。

 菓子を販売するチャレンジャーも募集している。現在、昌樹さんと征央さんを含め上伊那地方の4~24歳の5人が登録している。

 工房の代表を務める礼子さんは「菓子を売ることで子どもたちに地域に飛び出してもらい、その後の人生に生かしてほしい」と話している。

 2日前までの注文を呼び掛けている。菓子の予約、問い合わせは同工房(電話0265・85・2344)へ。

2014-10-4 6:00    長野日報


初の障害者ゴルフ世界大会 埼玉の男性、個人4位

2014年10月05日 01時17分07秒 | 障害者の自立

 障害者ゴルフの第1回世界選手権が3日、茨城県土浦市のゴルフ場で開かれ、国別対抗でスウェーデンが初優勝を飾った。日本は5位で、個人では小林茂選手(58)=埼玉県宮代町=が4位に入った。

 試合には、日本人8人を含む米国やブラジル、韓国、ドイツなど15カ国54人の手足に障害がある選手が参加。1日からあり、4人中上位3人の合計スコアで争う国別対抗と個人が行われた。

 小林選手は「3位以内に入れなかったのは悔しいが、これをきっかけに障害のある子どものスポーツをする機会が増えればうれしい」と話した。

2014/10/03 19:53   【共同通信】

 障害者ゴルフの第1回世界選手権で、個人で4位となった小林茂選手=3日午後、茨城県土浦市


本音ぶつけるラップ タブーなし、Eテレ「バリバラ」3年目

2014年10月05日 01時13分43秒 | 障害者の自立

障害者が出演し、笑いの中から本音で社会を語り合うバラエティー番組「バリバラ」(NHKEテレ金曜午後9時)が、レギュラー放送となり3年目。番組のホームページに年間100万件超のアクセスがあるなど、人気番組に成長した。街頭パフォーマンスを繰り広げる障害者らのグループも誕生し、日雇い労働者の街、大阪・釜ケ崎のラップ歌手、SHINGO★西成(42)と10日放送の番組で共演する。 (中村信也)

 「サラリーマンにね、電動車いす、蹴られたこともあります。(蹴った人は)家を出る前に夫婦げんかでもしたんだろうって思うんです」。脳性まひで、不随意運動という勝手に体が動く状態の福角幸子(ふくずみさちこ)さんは笑みを絶やさない。SHINGOは「幸子さんはポジティブやね」と、何度も感心してうなずいた。

 堺市の集合住宅の一室で行われたロケ。SHINGOは、番組で障害者らのパフォーマンスグループと一緒に披露するラップの歌詞を作るため、大阪を中心にさまざまな障害者を訪ねて対話を重ねながら、言葉を書き留めていた。

 幸子さんの隣には、結婚二十八年になる夫の宣弘さん(57)が車いすに座っていた。「街に障害者用エレベーターが増えるとか便利になったけど、昔の触れ合いがなくなった。僕らと触れ合いたくない人には便利な世の中かな」

 夫婦は、昨年に番組内の企画から生まれた「チームバリアフリー」というパフォーマンスグループのメンバー。障害の実態を知ってもらおうという企画で、音楽に合わせて突然踊りだす「フラッシュモブ」というパフォーマンスが出し物だ。宣弘さんには車いすから落ちるというスリリングな芸もあり、健常者も一緒になり大阪市内などの街頭で演じている。車いす、視覚障害、統合失調症…。障害が違えば見えるもの、聞こえる音、体の動きも違い、障害者の中のバリアーにも気づかされてきた。

 一方のSHINGOは釜ケ崎で暮らして三代目。「魂のラップ」といわれ、CDアルバム四枚を出した。「愛のない言葉を投げられても愛で返す」が信条で、地元での無料ライブ、阪神や東日本大震災でのボランティアでも知られている。障害者側から持ち上がったコラボの企画を快諾し、チームのメンバーを釜ケ崎に案内した。

 障害者と釜ケ崎労働者の共演。チームのキャプテンで、発達障害の息子(7つ)を育てている元村祐子さんは「両者とも社会のマイノリティーで差別や偏見にさらされているが、もっと広く知ってもらえればバリアーはなくなっていく」と、今回の取り組みへの思いを強くしている。

 バリバラ バリアフリー・バラエティーの略。恋愛、仕事からスポーツ、アートまで日常生活のあらゆるジャンルで障害者が「本当に必要な情報」を楽しく伝える、日本初の障害者バラエティー番組。モットーは「ノー・リミット(限界なし)」で、タブーだった障害者の性などにも挑戦。出演者は脳性まひの玉木幸則、多発性硬化症で手足がうまく動かない大橋グレース、義足のスプリンター大西瞳ら。

 2010年、前身の福祉番組「きらっといきる」の司会役でラジオDJの山本シュウが「真面目な話ほど楽しくないと届かない」とバラエティーを提案。12年からレギュラー化。ラジオ版もある。大橋は「笑いやユーモアに障害者も健常者も関係ない」と言っている。

2014年10月4日 朝刊    東京新聞