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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障がい者の就職フェスタ

2014年06月29日 01時53分22秒 | 障害者の自立
松山市で28日、障がい者と企業などを結ぶ就職イベントが開催された。松山市の総合コミュニティセンターで28日開かれた「チャレンジドラフト就職フェスタinえひめ」は障害者と、障がい者雇用を検討する企業や福祉サービス事業所に交流の場を持ってもらおうと地元の企業とNPOが開いた。会場には障がい者雇用に積極的な企業や福祉サービス事業所など15社がブースを設け、参加者との面談を行った。また「ありがとうが紡ぐ糸」と題した講演会も行われ、障害者の就労支援を行っている講師らが、どうすれば障がいを持ちながら社会で継続して働くことが出来るかなどについて講演を行った。そのほか、会場には個別相談コーナーも設けられ、支援員が参加者の生活の悩みについてもアドバイスを送るなどしていた。

[ 6/28 16:24 南海放送]

岡山市議会:介護支援基準の見直し陳情採択 /岡山

2014年06月29日 01時49分36秒 | 障害者の自立
 岡山市議会は27日、65歳以上の障害者が障害者総合支援法に基づくサービスを受けやすくなるよう、受給基準の見直しを求める陳情を賛成多数で採択した。

 陳情は、障害者を支援する市民団体など28団体が提出。市によると、同支援法に基づいて訪問介護などのサービスを受ける人が65歳になると、介護保険法によるサービスに切り替わる。この時に受ける介護認定によっては、受けられるサービスが低下する場合がある。

 現在の市の基準では、最も重い「要介護5」と認定された場合のみ、同支援法によるサービスを上乗せできる。だが、認定が「要介護4」以下の場合、サービスが低下するという声があり、陳情は「要介護5」と同様にサービス上乗せを認めるよう求めた。

 この制度を巡っては、介護保険への移行で受けられる支援が減るのは不当だとして、岡山市の脳性まひの男性が市を提訴している。

 一方、別の市民団体が集団的自衛権を容認する憲法解釈をしないよう国に要請する意見書の採択を求め、陳情を出したが、市議会は継続審査とした。

 市議会はこの日、一般会計補正予算など52議案を可決し閉会した。

毎日新聞 2014年06月28日 地方版

増える出前講座 足りぬ指導者 手話普及委を設立 石狩市条例を受け

2014年06月29日 01時45分13秒 | 障害者の自立
 【石狩】「石狩市手話に関する基本条例」が4月1日に施行されたことを受け、市に対して出前手話講座の依頼が急増している。しかし、講師は石狩聴力障害者協会の杉本五郎会長1人。そこで5月中旬、「講座を継続させるために協力しよう」と、同協会や市内の手話サークルなどでつくる「石狩手話普及委員会」が誕生した。27日には委員会として初の講座が市内で開かれ、新態勢でのスタートを切った。

 市の出前講座は2013年度、放課後児童クラブやスーパーなどで計14回開催。本年度は条例施行を受けて関心が高まり、開催済みの6回を含め、計39回が実施される予定だ。特に小学校からの依頼が急増。7月は毎日のように講座があり、10月まで途切れなく予約が入っている状況だ。

 市の出前講座は手話を学ぶだけではなく、聴覚障害者について理解を深めるのが目的で、講師は必ず聴覚障害者が務めることとしている。これまで杉本さんが1人で講座を進め、市の手話通訳者が通訳していた。

 普及委員会は市と同協会、市内の手話サークル2団体、手話通訳者らでつくる「道手話通訳問題研究会道央支部石狩班」で構成する。出前講座依頼の急増を受け、「杉本さんだけに負担をかけていられない」と自然発生的に設立された。

 今後は聴覚障害者講師のほかに、手話のできる健常者も講師を務め、障害者と健常者、それぞれの目線で解説できるようにした。これまで通り手話通訳者も同席する。聴覚障害者講師の人材は2人増え3人に。健常者講師は手話サークルなどから5、6人が担当することになる。

 27日は石狩市民図書館で初の手話講座が開かれた。約30人の図書館職員を前に、同協会の笹谷真琴さん(44)が、普及委員会メンバーとして初めて講師を務めた。笹谷さんは講座終了後、「緊張してしまい反省点もあるけれど、経験を積んで手話に興味を持ってもらえる講座にしたい」と手話で意気込みを語った。

 講座のたびに仕事を休んでいたという杉本さんは「自分に何かあった時に講座が途切れてしまうと心配していたが、講師を務める人が増えてほっとしている。ろう者も講師として活躍することで、自分の世界を広げられるだろう」と期待している。

(06/28 16:00)北海道新聞

セルフヘルプの底力 “優等生”になったらあかん 心身障害者をもつ兄弟姉妹の会

2014年06月29日 01時35分38秒 | 障害者の自立
 今月14日、土曜の夕方、神戸市兵庫区にある生活介護事業所「さくら」に三々五々、会社員らが集まった。2カ月に1度開かれている「神戸・心身障害者をもつ兄弟姉妹の会」(神戸きょうだい会、078・578・1929)の例会だ。障害のあるきょうだいを持つ人ら10人で、4時間近くにわたって、近況の報告や日ごろの心配事などを話し合った。

 障害のある子と一緒に育つ兄弟姉妹は、幼少期から、かけがえのない体験を積む。一方で、親の関心が障害のある子に向かいがちなため、親にかまってもらえない寂しさを感じることがあると言われている。成人してからは、年老いた親の代わりを務めなくてはという義務感さえ持ってしまいがちだ。自身の結婚の際も、社会の無理解から、思い悩むことになる。

 こうした障害者のきょうだい特有の思いを同じ立場同士でわかち合うのが各地にある「きょうだい会」だ。神戸会は約45年の歴史がある。

 事務局長の石倉悦子さんの妹には知的障害がある。悦子さんが会に入ったのは、20歳のころだ。同じ境遇の仲間と時間を共にするうちに、障害のある人のために何かしないといけないと常に心の内に背負っていた思いが次第に解け出し、居心地の良さに変わったという。

 それゆえに、石倉さんは会の運営で居心地の良さに心を配る。メンバーは現在、大学生から70代まで約50人。きょうだいの障害は、身体・知的・精神などさまざまだ。主な活動は例会や372号を数える会報発行。レクリエーションを兼ねた年1回の1泊旅行では、京都や九州などを訪れ交流を深めてきた。石倉さんを慕って、石倉さんの自宅に泊まっていく若いメンバーもいる。

 14日の例会には、「京都『障害者』を持つ兄弟姉妹の会」(京都きょうだい会、075・571・1973)の事務局長、梅田嘉一さん(60)も参加した。4歳下の弟に知的障害があった。弟は23年前に亡くなったが、その後も梅田さんは「障害者のきょうだいの助けになれば」と活動を続けている。

 肉親の情、優しさゆえに、誰にも打ち明けることができず、自分で困難を抱えがちなきょうだいに対して、梅田さんは思う。「“優等生”になったらあかんと思うのです。すべてを抱え込むのでなく、どこかではき出さないと自分がつぶれてしまう。自分を出す場の一つが、きょうだいの会であってほしい」

それが、障害のある本人のためにもなる。石倉さんも梅田さんもそう考えている。

毎日新聞 2014年06月28日 大阪朝刊