ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者モデルに服飾ショー

2013年07月13日 02時23分17秒 | 障害者の自立
 障害者がモデルのファッションショーが15日、東広島市西条町の市総合福祉センターである。市非常勤職員西本智枝美さん(56)=同市西条栄町=が「おしゃれをして、前向きな気持ちになってほしい」と市内で初めて企画した。

 車いす生活を送る西本さんは、広島市で2009年に始まった同様のショーに2回出たことがある。地元で開きたいと知人に呼び掛けた。広島市のショーを主催する美容・服飾関係者でつくる「ファッションセラピーの会ヒロシマ」や広島県美容組合東広島支部の協力も得て、3月ごろから会場確保など準備を始めた。

 当日は障害者18人とヘルパー7人が、ウエディングドレスやタキシード、着物などを身に着け、舞台に立つ。プロ美容師にヘアメークも施してもらう。

 6日のリハーサルでは、約12メートルの赤いじゅうたんを歩き、動きや進行手順を確かめた。会の近藤貞子副代表に「百二十パーセントの笑顔を見せて」などとアドバイスを受け、手を振ったりポーズをとったりして客席にアピールした。本番の衣装も試着した。

 ショーは午後1~4時で、中学生以上500円。車いすダンスも披露する。宝塚歌劇団に憧れる同市西条町の主婦大竹千陽さん(36)は男装に挑戦。「かっこよくエスコートできるよう歩き方を研究したい」と意気込む。西本さん=電話080(1915)2703。


【写真説明】カラードレスを試着するファッションショーの出演者

中国新聞-'13/7/12

障害者就労、農業に手応え 静岡の支援施設

2013年07月13日 02時18分15秒 | 障害者の自立
 静岡市清水区三保の障害者就労支援施設「ハミング」(森早苗施設長)が2年前から取り組んでいる農業生産が軌道に乗り始めた。地元農家やJAしみずの支援でエダマメやブロッコリーなど、6種類以上を年間を通じて生産・販売する。自動車部品製造に頼っていた利用者の収入の安定化を図っている。
 市内から通う20〜50代の知的・精神障害者29人のうち、4人が「畑班」として農作業に専従する。ほかの利用者は週に1度、草取りや収穫に参加する。
 6月中旬からの1カ月は地元特産のエダマメの収穫最盛期。世界文化遺産に登録された富士山を望む園地で、畑班と職員が終日収穫と出荷作業に汗を流す。
 畑班担当職員の池田佑介さん(31)は「具合が悪くても言葉に出せない利用者もいる。体調の管理と、個人の能力に合わせた作業の分担は特に気をつけている」と話す。一方で、「近所の人との触れ合いや自然相手の農作業を通じ、利用者が生き生きしてきた」と好影響も実感している。
 リーマン・ショック後から主力の自動車部品の受注が減少し、2011年秋に農業への挑戦を決めた。近所の耕作放棄地を無償で借り、職員と利用者で整備した。今後も栽培面積を拡大するという。
 地元農家がボランティアでノウハウを指導するほか、JAしみずも地域貢献事業として職員による営農指導、直営店を活用した販路確保で後押しする。
 ハミングの森施設長は「土地や営農支援など幸運な条件がそろった」と感謝しながら、「利用者の明るい表情が増えてうれしい」と手応えを感じている。


エダマメの収穫に汗を流す利用者=静岡市清水区三保

静岡新聞社-(2013/7/12 7:56)


仏人画家障害者と交流 岩国 あすからの絵画展で来日

2013年07月13日 02時16分15秒 | 障害者の自立
 障害者の家族らでつくる「岩国手をつなぐ育成会」が11日、フランス人画家のジャン・フランソワ・ブルジャさん(51)を、岩国市の障害者施設「みのり園」に招いた。昨年迎えた結成50周年の記念事業の一環で、同施設利用者がブルジャさんと交流を深めた。

 前身の「岩国市手をつなぐ親の会」が1962年に結成された。現在の会員は約40人。50周年記念事業として、ピカソやシャガール、平山郁夫ら国内外の著名な画家の作品約150点を集めた「現代国際巨匠絵画展」(読売新聞西部本社など後援)を、13~15日にシンフォニア岩国で開く。

 ブルジャさんは出品者の一人で、絵画展に合わせて来日。施設では、22~57歳の利用者9人が大きな画用紙(縦約90センチ、横約1・5メートル)に、絵の具やクレヨンで思い思いの絵を描き、ブルジャさんが中央部分にヒマワリを描いて仕上げた。ブルジャさんは「それぞれが鮮やかな色遣いで描いていた。短時間だったが、交流を深めることができた」と笑顔を見せた。

 絵画展は午前10時~午後6時。入場無料。ブルジャさんのサイン会も開かれる。問い合わせは、同施設(0827・32・8414)へ。

(2013年7月12日 読売新聞)

パラ五輪選手、初の採用決定

2013年07月13日 02時12分12秒 | 障害者の自立
 日本オリンピック委員会(JOC)は11日、就職支援プロジェクト「アスナビ」を通じ、来年のソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー代表に内定している夏目堅司(39)が、磁気治療器の製造、販売事業などを展開する「ジャパンライフ」に同日付で入社したと発表した。JOCによると同プロジェクトを通じて障害者アスリートの雇用が決まるのは初めて。

 電動車いすサッカーの塩入新也(28)もジャパンライフに入社した。これまで同プロジェクトでは五輪競技の選手を中心に15社、19人の採用が決まっているが、今後は日本パラリンピック委員会(JPC)とも協力して事業を進める。

デイリースポーツ-2013年7月11日

障害者ら個性アートに 湖南で作品展、6施設が順次出展

2013年07月13日 02時06分34秒 | 障害者の自立
 滋賀県湖南市の福祉施設を利用する障害者たちの作品を紹介する「こなん 出会いのアート展」が同市東寺4丁目のじゅらくの里福祉パーク館で開かれている。市の糸賀一雄生誕100年記念事業で、来年3月まで計6施設が順次、出展する。

 アート展の最初を飾っているのは知的障害者施設「もみじ・あざみ寮」で寮生活を送る障害者約70人の作品。自己表現した陶器や絵画、織物など約450点を展示している。28日まで。月曜休館。

 今後は落穂寮(8月6日~9月1日)、バンバン・三雲養護学校(9月10日~10月14日)、一麦寮(10月22日~11月17日)、近江学園(来年3月1日~30日)の順で展示する。

 糸賀一雄(1914~68年)は46年に大津市に知的障害児施設「近江学園」(71年に旧石部町に移転)を創設、日本の障害者福祉において先駆的な役割を果たした。来年3月で生誕100年となり、同事業実行委はアート展のほか、7月27日午後1時半から、サンヒルズ甲西(同市西峰町)で記念講演会を開催。また、甲西図書館では8月24日から9月22日まで、糸賀一雄展を催す。


湖南市糸賀一雄生誕100年記念事業の「こなん 出会いのアート展」で展示されている「もみじ・あざみ寮」の作品(湖南市・じゅらくの里)

京都新聞-【 2013年07月12日 11時08分 】