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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者狙い金銭要求か 県東部や静岡で被害多発

2013年06月02日 01時54分15秒 | 障害者の自立
 県東部や静岡市内の駅や電車内で、知的障害者が、見知らぬ男から「ぶつかられて携帯電話が壊れた」と言われて現金を要求された−という相談が、障害者施設などに相次いでいる。5月だけで少なくとも4件発生し、うち3件は家族が数万円を支払った。関係者は「弱者を狙った許せない行為」と憤り、警戒を強めている。
 長泉町在住の女性(45)によると、知的障害と聴覚障害がある20代の長男が5月29日、JR御殿場線の電車内で、男から「かばんを当てられ携帯が床に落ちて壊れた」と弁償を求められ、連絡を受けた女性が駆け付けた。
 男と一緒に交番に行き、加入する保険会社に連絡したが、解決しなかった。男から「仕事に支障が出る」などと言われ、やむなく現金5万円を支払った。
 沼津市の知的障害者支援施設「あまぎ学園」によると、14日に元利用者の男性がJR沼津駅ホームで、17日には別の利用者の男性がJR三島駅ホームで男に呼び止められた。同様の理由で修理代を要求され、家族がそれぞれ4万円、3万5千円を手渡した。
 静岡市清水区のJR清水駅でも6日、40代の利用者の男性が弁償を求められたが、青果店に逃げ込み、難を逃れた。ただ、この男性は昨年8月、同駅で男から声を掛けられ、同様の理由で家族が18万円を払わされたという。
 御殿場線の男は40代くらい。作業着姿で、髪形は短髪。三島駅と清水駅の男は、中年で左耳にピアスをしていたという。いずれも県警に相談している。
 知的障害者の親でつくる「県手をつなぐ育成会」は、各支部や関係機関に注意を呼び掛ける通知を出した。小出隆司会長は「弱者を狙う悪質な行為。育成会に入会していない家族も多い。被害に注意してほしい」と訴えている。


利用者に注意を呼び掛けるあまぎ学園の施設長(奥)=31日午後、沼津市

◎金銭要求された5月の主な事例
日時    場所  障害者 渡した金額
6日昼 JR清水駅  40代男性  なし
(昨年8月にJR清水駅で18万円を渡した)
14日夕 JR沼津駅  20代男性4万円  
17日夕 JR三島駅  20代男性3万5千円
29日夕 JR御殿場線内20代男性5万円

共同ニュース >(2013/6/1 8:20)


安中 障害者の就労支援施設

2013年06月02日 01時49分18秒 | 障害者の自立
安中市原市の障害者社会福祉施設「エルピスあけぼの」が障害者の就労を支援するため隣接地で建設していた施設「フィロスあけぼの」が竣工(しゅんこう)し、三十一日の落成式で関係者七十五人が完成を祝った。

 「エルピスあけぼの」は、障害者自立支援法による区分で「生活系」と「就労系」の両機能を持つ多機能型事業所。定員を満たし、新たな受け入れ施設が必要になっていた。新施設には「就労系」の利用者ら二十一人が移り、市委託の公園清掃や一般企業が発注した草むしり、クッキーや漬物の生産販売などを行う。


 新施設は敷地五百三十一平方メートルの木造平屋。中庭があり、作業室四室、食堂、更衣室などがある。土地は市からの無償貸与で、隣に市障害児者生活サポートセンターがある。



東京新聞- 2013年6月1日

障害者、カフェで地域交流 市川三郷・福祉事業所が開設

2013年06月02日 01時45分08秒 | 障害者の自立
 市川三郷町大塚の指定障害福祉サービス事業所「リベルタ」(鈴木美枝施設長)内に、コミュニティーカフェがオープンした。地域との関わりを増やし、施設利用者の就労準備を促そうと県の補助金を活用して開設。地域の交流拠点や障害者の自立支援の場として定着を目指す。事業所の利用者が調理、接客している。

 カフェは、同事業所が拠点としている古民家に隣接した倉庫を改修して整備。20人ほどが座れるよう、テーブル席とソファを置いている。施設利用者が交代で調理から接客までを担当し、コーヒー2種類といなりずし弁当を提供している。

 昨年7月から事業所を利用している同町在住の男性(37)は、「人と話すのは少し苦手だけれど、カフェで大勢の人と接したい」と、意欲的に仕事に臨んでいる。

 今後は住民グループの勉強会や地区の会議、大学のゼミ活動などでも広くカフェを開放していく予定。2日午後1時からは、カフェのPRと地域住民との交流を兼ねて、カフェの外でフリーマーケットも開く。

 鈴木施設長は「多くの人がカフェに集まり、障害や難病がある利用者への理解が深まればうれしい」と話している。フリーマーケットの参加やカフェの弁当の注文は事前の連絡が必要。問い合わせはリベルタ、電話055(288)1549。


障害者の就労支援などを目的にオープンしたコミュニティーカフェ=市川三郷町大塚

2013年06月01日(土)(山梨日日新聞から)

被災障害者就労の場に 大判焼き店、きょうオープン 亘理

2013年06月02日 01時41分12秒 | 障害者の自立
 精神障害者の就労支援の場として、宮城県亘理町の商店街に大判焼き店「いちごいちえ」が1日、オープンする。札幌市内などで同様の店舗を展開するNPO法人日本園芸療法士協会(札幌市)などが運営する。東日本大震災で被災した障害者に職場を提供し、調理や接客を通して自立と社会参加を促す。
 同町五日町の約40平方メートルの空き店舗を改装した。大判焼きは小豆、クリームとも50円、野菜やチーズのケーキは各150円と格安で販売する。小豆や牛乳、野菜などは北海道産を使用し、甘さ控えめに仕上げた。
 31日にはオープニングセレモニーを開き、町や商工会の幹部らに出来たての大判焼きやケーキを振る舞った。スタッフ3人と障害者1人が勤務し、将来的に20人以上の障害者の雇用を目指す。
 日本園芸療法士協会の瀬山和子理事長(60)は「被災した障害者がどう暮らしているか心配だった。職業人として自立し、地域に溶け込む場にしたい」と説明する。仙台市や東北各県にも展開したいという。
 同協会は草花に触れて心を安らげる園芸セラピーを提唱。2006年からは札幌市内を中心に道内で大判焼きなどの製造、販売事業を展開し、約230人の障害者が働いている。ことし2月には東京にも進出した。
 「小麦や小豆に触れることは、園芸セラピーと同じように五感を優しく刺激する。大判焼きを調理する動作も両手のリハビリになる」と瀬山理事長は言う。
 店の運営には、同町内で被災者支援を続けるNPO法人ホープ・ワールドワイドジャパン(東京)も全面的に協力する。仮設住宅で園芸セラピー事業を共同で実施した縁で、同協会に町内への進出を要望した。
 午前11時~午後5時。日曜、祝日定休。連絡先はいちごいちえ0223(36)8428。


オープニングセレモニーで大判焼きを調理するスタッフ

河北新報- 2013年06月01日土曜日

差別禁止法 障害者の声反映して きょうされん 共産党議員と懇談

2013年06月02日 01時35分39秒 | 障害者の自立
 障害者の小規模作業所などの事業団体でつくる、きょうされん(西村直理事長)は30日、国会内で日本共産党国会議員団と懇談し、4月から施行された総合支援法にかかわる問題の解決や、差別禁止法の徹底審議と成立を要望しました。

 「こんなに多く来ていただき感謝します」。北村典幸きょうされん広報・出版・情報委員長がこうあいさつすると、参加者50人が笑顔で、高橋ちづ子、佐々木憲昭、宮本岳志各衆院議員、紙智子参院議員や代理の秘書たちに拍手を送りました。

 和やかな雰囲気でも、参加者の訴えは切実です。「自立支援法の廃止は名ばかり。総合支援法に看板が書きかえられただけ」と北村さんは言います。

 五野井博さん(61)=東京都町田市=は、自立支援法で導入された「応益負担」の原則廃止を訴えました。作業所での工賃が月額4600円に対して3倍近い利用料1万2280円を払います。家族に課税所得がある五野井さんのような障害者は「応益負担」を強いられたまま。「国は約束どおり原則無料にしてほしい」

 高橋議員は「障害者は家族が扶養すべきだという国の思想が問題」と応じます。生活保護改悪で扶養義務を強化する問題も同じ発想だと批判しました。

 障害者差別禁止法をめぐる国会審議を傍聴した神奈川県の参加者は「共産党の赤嶺政賢衆院議員が障害者運動の合言葉『私たちぬきに私たちのことを決めないで』を引用して、法案に当事者の声を十分反映させよと政府に迫っていました。良かった」と発言。被災地での障害者の生活や作業所を守ることなど、日本共産党の奮闘に期待する声があいつぎました。


(写真)きょうされんの参加者から訴えを聞く高橋ちづ子(左から3人目。右へ)佐々木憲昭、宮本岳志各衆院議員=30日、国会内

しんぶん赤旗- 2013年5月31日(金)