ゴエモンのつぶやき

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スペシャルオリンピックス:茅野で水泳競技会 8月18日 初めて一般大会と同時に /長野

2013年04月25日 01時50分56秒 | 障害者の自立
 知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野夏季地区水泳競技会」が8月18日、茅野市水泳大会と共に開かれることが決まった。SO水泳競技会が一般の水泳大会と共同開催されるのは県内では初めて。障害者スポーツへの理解を深めてもらう狙いもあり、茅野市の柳平千代一市長は「ノーマライゼーションが当たり前の社会をつくる第一歩。支援、協力していきたい」と話している。

 中崎政幸・茅野市水泳協会長(46)が明らかにした。同市水泳協会は定期総会で、SO水泳競技会に協力する方針を決定。市の協力も取り付け、諏訪地区水泳連盟総会でも事業計画で了承された。大会の運営方法は現在、検討中という。

 会場は、天候に左右されない茅野北部中の屋内25メートルプールを使用。小中学生が参加しやすいよう、これまでの8月下旬から日程を前倒しした。SO日本・長野の水泳コーチで茅野市水泳協会理事の植松美千代さん(51)は「SOアスリートは近県からも参加予定で、50人ほどになりそう」という。中崎会長は「みんなで楽しむ開かれた大会にしたい」と意気込んでいる。当日は、高校まで水泳部だったという柳平市長も泳ぎを披露する予定だ。

 SO日本・長野の太田かおりさん(50)は「知的障害のある人たちの自立を目指しているので、茅野市での共同水泳大会に期待している」と話した。

毎日新聞 2013年04月24日 地方版


遊ぶ : 視覚障害者も壁登り体験楽しむ

2013年04月25日 01時40分59秒 | 障害者の自立
 自力で岩や壁を登るスポーツ「フリークライミング」を視覚障害者にも楽しんでもらおうと、地元有志らがこのほど、松江市上本庄町のクライミングジム「M―Wall」で体験会を開催。視覚障害者へフリークライミングを普及するNPOの代表が、5メートルの高さの壁を登るこつや楽しさを伝授した。

 視覚障害者の支援に取り組む有志が中心となり、初めて企画。自身も視覚に障害を持つ、NPO・モンキーマジック(東京)の小林幸一郎代表(45)を講師に招いた。

 この日は視覚障害者ら15人が参加。フリークライミングの一種で、ロープ無しで指と足の力を駆使して2~5メートルの壁を登る「ボルダリング」に挑戦した。

 参加者は石の位置や形をパートナーから教えてもらいながら、懸命に石をつかんで壁を上へ。小林代表が「はしごを登る感覚と同じ。足で立ち上がりながら、手は補助に」とアドバイスした。

 初挑戦で見事に壁を登り切った原益弘さん(75)=出雲市市中野美保南3丁目=は「難しいが、クリアしたらとても楽しい」と喜び、小林代表は「自分に自信を持つきっかけとしてボルダリングを楽しんでほしい」と話した。

山陰中央新報-'13/04/24

電動車いす制限、抗議 広島菓子博、障害者団体

2013年04月25日 01時37分32秒 | 障害者の自立
 広島市で19日から開催されている「第26回全国菓子大博覧会」(菓子博)は当初、電動車いすでの入場を制限。実行委員会は抗議の声を受け、段階的に制限を緩和し利用を認めたが、23日には障害者団体が実行委に名を連ねる広島県、広島市にも直接、全ての制限撤回を求める要請文を提出する事態となった。

 要請した「障害者の政治参加をすすめるネットワーク」(事務局長・斎藤亮人名古屋市議)は、実行委の対応を「差別的」と批判。自らも電動車いすを使っている福岡県大牟田市の古庄和秀市議は「電動車いすなしでは行動できない人もいる。制限を許せば、どこにも行けなくなる」と反発している。

2013/04/24 05:28 【共同通信】

傷んだ硬球、丁寧に修繕/障害者就労支援施設

2013年04月25日 01時29分34秒 | 障害者の自立
 甲子園を目指す高校球児の激しい練習で、赤い糸がすり切れ、縫い目から破れてしまった硬式ボール(硬球)。香川県坂出市内の障害者就労支援施設・一般社団法人「楽笑」は、使えなくなった傷んだ硬球の修理を請け負い、障害者の就労支援や賃金アップを図る「エコボール」事業に取り組んでいる。高校野球関係者からは「部員が道具を大切にすることにつながる」と好評を得ており、障害者と地域をつなぐ「赤い糸」としても注目を集めている。

 エコボール事業は、プロ野球・大洋(現横浜DeNA)の投手だった大門和彦さん(47)が考案した。大門さんは4年前、母校の東宇治高校(京都)を訪れた際に、倉庫で山積みされた傷んだ硬球を見つける。監督から「昔は部員が修理していたが、今は買い換えることがほとんど」と聞き、障害者の就労支援につながると思いついた。

 県内では、同法人の山条真嗣理事長(45)がインターネットの新聞記事でエコボール事業を知り、今年3月に京都の施設を視察。4月から県内の施設で初めて事業をスタートした。全国では5施設目。

 同市西庄町にある作業所では、障害者が硬球の汚れや切れた糸を取り除いてから、一針一針丁寧に手縫いし、白球に再び「命」を吹き込んでいる。

 練習球の価格は1球500円程度なのに対し、修理費は1球50円。修理に使用する赤い糸は、キウチスポーツ(坂出市)とマルビシスポーツ(丸亀市)から無償提供を受けており、修理費の全額が障害者の賃金に反映される。

 現在は4時間で5球というペースだが、作業に慣れてくると、1時間に10球程度修理できるようになるという。

 山条理事長は「エコボールで練習した球児が甲子園に出場したときは応援に行きたい。それがみんなの励みですよ」と語り、大門さんは「障害者の中には野球がしたくてもできなかった人もいる。その人たちの思いと一緒に練習に励んでほしい」と話している。


作業所では障害者が傷んだ硬球を一針一針手縫いし、再び「命」を吹き込んでいる=香川県坂出市西庄町

四国新聞- 2013/04/24 09:45


障害者就労支援センターが移転新築 伊万里

2013年04月25日 01時20分59秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人東方会(大宅啓子理事長)が運営する障害者就労支援センターが、伊万里市二里町大里に移転新築し、リニューアルオープンした。介護が必要な人が生産活動に取り組める場を新設したり、就労移行支援事業を始め、就労支援のメニューを拡充した。

 支援メニュー拡大で、定員を20人から40人に倍増したことに伴い施設を移転した。新センターは、延べ床面積849平方メートルで、明るく開放的な設計。障害者に仕事を紹介する「障害者就業・生活支援センターRuRi」も施設内にある。防災資機材を配備し、福祉避難所の機能も備えた。

 介護が必要な施設入所者が、ポストカードや雑巾作りなど、介護を受けながら、仕事に取り組むことができる生活介護事業を新たに始めた。一般企業での就労が困難な人たちが働きながら訓練する従来の支援事業に加え、一般企業への就職に向け、仕事の技術を身につける就労移行支援事業もスタートした。

 大宅理事長は「新センターでは、就職に向けての準備から、仕事の紹介まで一体的に取り組むことができるようになった。仕事を通して、やりがいや生きがいを見いだしてもらえれるようにしたい」と話す。

 問い合わせは同センター、電話0955(21)0358。


移転新築した障害者就労支援センターで、仕事に取り組む人たち=伊万里市二里町大里の障害者就労支援センター

佐賀新聞ニュース- 2013年04月24日更新