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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立へ飲食店20日オープン 二戸市のNPO法人

2012年04月13日 02時29分51秒 | 障害者の自立
 二戸市のNPO法人三の丸ひまわり(阿部礼子理事長)は20日、同市福岡の空き店舗に「町家の食べ処 福わらし」をオープンする。今月開所したばかりの障害者就労継続支援B型事業所「プレステージ下中町ひまわり」(阿部悦子管理者)に併設し、利用者らが接客や清掃を担う。中心商店街の昔ながらの町家を再活用し、そばやひっつみなどの郷土料理を提供。新たなまちづくりの拠点として地域活性化と障害者の自立を後押しする。

 福わらし、下中町ひまわりは明治時代に建てられた木造2階建ての旧米沢呉服店の建物をリフォームし、1階に入居。風情ある旧家のはりや柱をそのまま生かした。

 地域資源の活用や新たな分野へチャレンジする取り組みに対し、事業費の4分の3を補助する市の「にのへ産業チャレンジ支援事業」などを活用。店名は、幸福や福祉などの「福」と「座敷わらし」をかけて「福わらし」と名付けた。

 久慈市の手打ちそば店「鬼は内」で修業した阿部進料理長が店内で打ったそばを味わえるほか、二戸市の郷土料理「かにひっつみ」や同法人が運営する別の事業所で作ったうどんなど多彩なメニューが楽しめる。

 スタッフは10人程度で、ひまわりの利用者は指導員や支援員と共に接客や清掃などを担当。利用者の桂美紀子さん(52)は「笑顔で元気に接客し、お客さんにまた明日も来ようと思ってもらえるお店にしたい」と意気込む。同店の阿部歩サービス管理責任者は「地域の人に愛されるお店にしたい。軽食もあるので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は午前11時半~午後8時。定休日は原則木曜。問い合わせは同店(0195・43・3980)へ。


【写真=「地域に愛される店にしたい」とオープンに向け、準備を進める「福わらし」のスタッフ】

岩手日報 - (2012/04/12)


障害者関連2法案:今国会で成立する見通しに

2012年04月13日 02時27分10秒 | 障害者の自立
 民主、自民、公明の3党は12日、障害者の就労促進のため、国や地方自治体などが障害の働く施設からの優先的購入を促す「障害者優先調達推進法案」を議員立法で国会に提出することで合意した。政府が提出している現行の障害者自立支援法に代わる障害者総合支援法案と併せて審議することも確認。両法案とも今国会で成立する見通しとなった。

 障害者優先調達推進法案は自公両党が08年に提出(後に廃案)した「ハート購入法案」をほぼ踏襲。国や地方自治体などが物品購入や業務委託などの際に障害者の働く施設と優先的に契約することを努力義務とし、毎年度、調達目標を定め公表するよう義務づけている。

毎日新聞 2012年04月12日 19時07分

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2012年04月13日 02時22分23秒 | 障害者の自立
 障害者が紡いだ詩を歌詞に取り入れながら音楽活動を続けてきた愛川町中津在住、ママさんシンガー・ソングライターみらいあいこさんのニューアルバムCD「メッセージ~from the heart」が21日から、インターネット小売り大手「アマゾン」を通じて全国発売される。

 発売元は、みらいさんが今月から所属しているレコード会社「IPPO RECORD」(伊勢原市)で、プロデビュー作品になる。

 みらいさんは3人の子どもを持つOLで、7年前から首都圏でギターを爪弾きながらライブ活動を続ける一方、障害を抱える家族がいることもあって、福祉施設などでチャリティーコンサートも展開してきた。

 4年前に小児マヒで重度の障害を抱えながら作詩を続けている千葉県市原市の倉田知典さん(42)とインターネットを通じて知り合った。翌年、倉田さんの詩を基に「ららばい」を作詞作曲した。

 その後もインターネットを通じて、広島県の病院で筋ジストロフィーと闘いながら詩をつづっている夏川ゆう(本名・伊藤亮太)さん(35)と知り合い、詩の提供を受けた。2年前には病院に出向き、ミニコンサートを開いた。

 ニューアルバムに収められた8曲は、いずれも癒やし系のメッセージソング。

 ?キミの涙はいつも 悲しくて 切なくて痛かった 受け止めた僕も 悲しくて切なくて痛かった。?たまにはうれしく楽しい 涙も拭いてみたいけど… キミのきれいな涙 僕のもの――。これは障害を抱える子供を育てる母親が作詞した「僕はティッシュ」の一節で、この歌に「ららばい」をアレンジした「ららばい パート2」と、夏川さんが作詞した「笑顔を絶やさない」の3曲は、みらいさん以外が作詞している。

 みらいさんは、倉田さんと二人三脚でCMソングやドラマの主題歌を作詞作曲して歌ったり、企業活動に参加したりすることを目指している。ニューアルバム発売は、「(二人に)その能力があることを示す狙いもある」と語った。倉田さんもみらいさんと臨んだ11日の厚木市役所での記者会見で、「(社会活動をすることで)同じ立場の人の勇気になりたい」と夢を膨らませた。

 ニューアルバムは2500円(税込み)。22、29日に厚木市内の飲食店2店で、アルバム発売を記念したライブコンサートが開かれるほか、倉田さんや趣旨に賛同してアルバムのジャケットを描いた画家の作品展(いずれも無料)も企画されている。問い合わせは、みらいさん(080・3444・2361 http:/www.napopoaiai@ybb.ne.jp)へ。


ジャケットのデザインを手にニューアルバムについて語るみらいさん(右)と、倉田さん(厚木市役所で)

(2012年4月12日 読売新聞)