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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

バーチャル・セラピスト

2012年04月25日 02時04分05秒 | 障害者の自立
 米国防高等研究計画局(DARPA)は、兵士のPTSD治療に活用するため、アニメキャラのバーチャル・セラピスト『SIM Sensei』の開発を進めている。相談者の顔の表情や動作、発話を分析して的確に応答できるものだ。

 米国防総省は、兵士たちに心的外傷後ストレス障害(PTSD)が蔓延している問題(日本語版記事)を解決しようとしてさまざまな技術や手法を開発しているが、いまだにはかばかしい成果をあげられていない。そこで彼らは、治療チームに新しいスタッフを加える計画だ。ただし、その新しいスタッフは人間ではなく、コンピューターで作成された「バーチャル人間」だ。

 米国防高等研究計画局(DARPA)の研究チームは、相談者の「顔の表情や動作、発話を分析することで」心理学的症状を実際に検知できる、高精度の分析ソフトウェアと、3Dレンダリングによるバーチャル・セラピストを組み合わせたいと考えている。『The Sims』のキャラクターたちに、『ELIZA』(イライザ)をミックスしたようなものをイメージしてもらうといい。[ELIZAは1966年に開発された有名なプログラム。来談者中心療法のセラピストを装って、患者の言葉を質問に変換してオウム返しするようになっている]

 『SIM Sensei』と呼ばれるこのシステムは、当面、軍の診療施設での使用を目的に設計されている。兵士が診療所へ行き、個室に入ってコンピューターにログオンすると、そこには自分専用にシミュレーションされたセラピストが待っているわけだ。

 セラピストのキャラクターはたくさん用意されており、その中から好きなものを選べる。コンピューターに入ったソフトウェアは、相談者の動きを感知する『Kinect』に似たハードウェア、マイク、ウェブカメラを使って、相談者の動き方や話し方を記録する。

 バーチャル・セラピストは実際の治療を行うわけではなく、人間のセラピストを支援し、相談者に関する情報を提供するという役割を果たす。人間のセラピストを訪問する予約をとったり、自殺が懸念されるような「赤信号」を感知したときはすぐさま人間の医師に連絡をとったりする。

国防総省から資金提供を受けて進められている別のプログラム『SIM Coach』のデモンストレーションだ。SIM CoachはSIM Senseiのベースとなるものだが、こちらは兵士が自宅で使用することを想定しており、SIM Senseiのような分析技術は組み込まれていない。

 SIM Senseiは、バーチャル・セラピーへの造詣が深い南カリフォルニア大学クリエイティブ・テクノロジー研究所(ICT)と、Cogito Health社による共同プロジェクトだ。

 ICTは、アルバート・リッツォ博士の研究チームが、没入型バーチャル・リアリティを利用してPTSDに苦しむ兵士を戦闘場面に立ち返らせることで治療するプログラム(日本語版記事)を、[2005年に]世界で初めて開発したところだ。このプログラムは広く称賛を集め、いまでは米国内にある軍関係の診療施設60カ所以上で使われている。

 Cogito Health社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のアレックス・ペントランドの研究室から派生する形で創設された。ペントランド氏は複雑な計算を処理する達人で、彼の「リアリティー・マイニング」[行動履歴の蓄積から、ユーザーの行動モデルを抽出するアプローチのこと]は、ソーシャル・データのマイニングからアフガニスタンにおける米国政府の目標の進捗状況を分析するという『Nexus 7』プロジェクトにDARPAが何百万ドルもの資金を拠出するきっかけになった。ただしNexus 7は、昨年WIREDの軍事ブログ『DANGER ROOM』が独占記事で報じたとおり、役に立たないとして批判を受けている。

 Cogito Health社もデータマイニングをベースにしているが、同社の対象は社会全体ではなく、個人の健康を評価することに焦点をあてている。同社は、独自開発した『Honest Signals』というシステムをDARPAの新プログラムに組み込もうとしている。このソフトウェアは、「個人の自然な発話や社会的行動にみられる手がかりを評価」し、そこに潜む精神衛生上の問題を特定するものだという。


TEXT BY KATIE DRUMMOND
TRANSLATION BY ガリレオ


バーチャル・セラピスト

MSN産経ニュース - 2012.4.24 14:00

ボランティア:イベント /大阪

2012年04月25日 02時01分07秒 | 障害者の自立
 ◆<大阪市>ぞうすいの会〜食卓からの国際協力〜

 5月8日(火)12〜13時、西区のアジア協会アジア友の会事務局。季節のぞうすいを食べながら海外支援の状況を聞く。参加費500円。同協会(06・6444・0587)。

 ◆<大阪市>音訳・点訳ボランティア養成講習会

� 6月第1週〜12月、東住吉区の市立早川福祉会館。視覚障害者20+件へ図書や情報を音声や点字で届けるボランティアの養成。音訳ボランティア(録音図書の製作)=毎木曜10時と毎水曜18時半(全26回)。5月7日(月)締め切り。選考あり▽点訳ボランティア(点字図書の製作)=毎水曜10時と毎金曜18時半(全19回)。5月19日(土)締め切り(応募多数抽選)。いずれも8月15日(水)休講。定員各20人。所定の様式で申し込み。同会館点字図書室(06・6622・0123

 ◆<大阪市>識字・日本語教室交流ボランティア入門講座

毎日新聞 2012年04月24日 地方版

歌志内:土砂が川せき止める 137人避難

2012年04月25日 01時53分06秒 | 障害者の自立
 24日午前9時5分ごろ、歌志内市文珠の道道を走行中の車の男性から「土砂崩れが起きている」と110番があった。赤歌署員が駆けつけたところ、沢から土砂がペンケ歌志内川(幅約10メートル)に流入してせき止め、水がサイクリングロードや草地にあふれていた。現場そばの障害者施設「親愛の家」の入所者97人と職員、付近住民計137人が老人ホームなどに避難した。

 札幌建設管理部によると、沢の上部を通る道道の一部が陥没、幅約50メートル、奥行き約100メートル、深さ約12メートルが崩れ、約6万立方メートルの土砂が流れ出たとみられる。川の下流の土砂や流木の撤去を進めているが、完全復旧まで最大で5日程度かかる見通し。陥没した道道は通行止めになっている。

土砂が流入したペンケ歌志内川。サイクリングロード(手前)などに水があふれた=歌志内市文珠で2012年4月24日午前10時36分


土砂が流入したペンケ歌志内川。サイクリングロード(手前)などに水があふれた=歌志内市文珠で2012年4月24日午前10時36分

毎日新聞 2012年04月24日 21時29分

伊達・太陽の園で開設記念式―高橋知事らが祝福

2012年04月25日 01時48分49秒 | 障害者の自立
 伊達市幌美内町にある知的障害者総合援護施設「太陽の園」(前原孝敏総合施設長)は23日、改築が完了した総合棟で開設記念式を開催。高橋はるみ道知事らが祝辞を寄せた。

 敷地内のグラウンドに建設された総合棟は鉄筋コンクリート3階建て、延べ8136平方メートル。1階が知的障害児施設と診療所、事務所、2、3階が障害者支援施設。発光ダイオード(LED)照明、給湯にペレットボイラーを導入するなど、環境に配慮した省エネ施設となっている。

 社会福祉法人北海道社会福祉事業団(本部札幌)が経営する同園は昭和43年、道立施設としてスタート。平成18年に同事業団に移譲された。知的障害のある成人や児童に対し、施設での日常生活への支援を行うとともに、地域生活移行をサポートする活動を続けている。

 総合棟の竣工式は今年2月6日に行っており、この日は高橋知事、菊谷秀吉市長ら約90人を交流ホールに招いて開設を祝った。

室蘭民報 -【2012年4月24日(火)朝刊】




盲導犬に理解を

2012年04月25日 01時45分16秒 | 障害者の自立
盲導犬への理解を深めてもらう「盲導犬ふれあいキャンペーン」が22日、そごう千葉店(千葉市中央区)で開かれた。

� 4月最後の水曜日が「国際盲導犬の日」にあたることにちなんで同店が開催した。日本盲導犬協会の担当者は、盲導犬は視覚障害者と一緒に歩く時に、〈1〉障害物を避ける〈2〉曲がり角を教える〈3〉段差を教える――といった役割を果たすことを紹介。来場者がアイマスクをして盲導犬と歩く体験イベントも催された=写真


アイマスクを着用した来場者(左)が盲導犬と歩行体験(22日、そごう千葉店で)

(2012年4月24日 読売新聞)