二戸市のNPO法人三の丸ひまわり(阿部礼子理事長)は20日、同市福岡の空き店舗に「町家の食べ処 福わらし」をオープンする。今月開所したばかりの障害者就労継続支援B型事業所「プレステージ下中町ひまわり」(阿部悦子管理者)に併設し、利用者らが接客や清掃を担う。中心商店街の昔ながらの町家を再活用し、そばやひっつみなどの郷土料理を提供。新たなまちづくりの拠点として地域活性化と障害者の自立を後押しする。
福わらし、下中町ひまわりは明治時代に建てられた木造2階建ての旧米沢呉服店の建物をリフォームし、1階に入居。風情ある旧家のはりや柱をそのまま生かした。
地域資源の活用や新たな分野へチャレンジする取り組みに対し、事業費の4分の3を補助する市の「にのへ産業チャレンジ支援事業」などを活用。店名は、幸福や福祉などの「福」と「座敷わらし」をかけて「福わらし」と名付けた。
久慈市の手打ちそば店「鬼は内」で修業した阿部進料理長が店内で打ったそばを味わえるほか、二戸市の郷土料理「かにひっつみ」や同法人が運営する別の事業所で作ったうどんなど多彩なメニューが楽しめる。
スタッフは10人程度で、ひまわりの利用者は指導員や支援員と共に接客や清掃などを担当。利用者の桂美紀子さん(52)は「笑顔で元気に接客し、お客さんにまた明日も来ようと思ってもらえるお店にしたい」と意気込む。同店の阿部歩サービス管理責任者は「地域の人に愛されるお店にしたい。軽食もあるので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は午前11時半~午後8時。定休日は原則木曜。問い合わせは同店(0195・43・3980)へ。
【写真=「地域に愛される店にしたい」とオープンに向け、準備を進める「福わらし」のスタッフ】
岩手日報 - (2012/04/12)
福わらし、下中町ひまわりは明治時代に建てられた木造2階建ての旧米沢呉服店の建物をリフォームし、1階に入居。風情ある旧家のはりや柱をそのまま生かした。
地域資源の活用や新たな分野へチャレンジする取り組みに対し、事業費の4分の3を補助する市の「にのへ産業チャレンジ支援事業」などを活用。店名は、幸福や福祉などの「福」と「座敷わらし」をかけて「福わらし」と名付けた。
久慈市の手打ちそば店「鬼は内」で修業した阿部進料理長が店内で打ったそばを味わえるほか、二戸市の郷土料理「かにひっつみ」や同法人が運営する別の事業所で作ったうどんなど多彩なメニューが楽しめる。
スタッフは10人程度で、ひまわりの利用者は指導員や支援員と共に接客や清掃などを担当。利用者の桂美紀子さん(52)は「笑顔で元気に接客し、お客さんにまた明日も来ようと思ってもらえるお店にしたい」と意気込む。同店の阿部歩サービス管理責任者は「地域の人に愛されるお店にしたい。軽食もあるので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は午前11時半~午後8時。定休日は原則木曜。問い合わせは同店(0195・43・3980)へ。
【写真=「地域に愛される店にしたい」とオープンに向け、準備を進める「福わらし」のスタッフ】
岩手日報 - (2012/04/12)
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