社会福祉法人抱民舎(田中弘子理事長)の障害者就労継続支援施設パンショップ「co na(コナ)」が弘前市富田にオープンした。雇用により最低賃金を保証し、障害者の自立を支援するのが目的。自家製の小麦などを使った手作り食パンを主に取り扱っており、同法人の成田春洋施設長は「社会の中でいろんなことに挑戦する自信につながる場になれば」と期待を寄せる。
同法人は2007年から、ハンディがある人の職業訓練の場として同市高屋にパンショップ「メトロノーム」を展開、現在は同市藤代に移転して「ゆいまある」の名前で営業している。両店での経営ノウハウを生かして、雇用契約を結んで働く「co na」を1日に開店した。
同法人は同店スタッフに5人、小麦などの材料を栽培・加工するスタッフに5人を採用し雇用契約を結んだ。
店名「co na」は、英語で力を合わせるという意味をもつ「co」と、津軽弁で「あなた」を指す「ナ」の造語。
自家製の小麦や野菜などを使った手作り食パンを取り扱っているほか、現在は手作りクッキーも販売中。サンドイッチなどのランチメニューの提供も検討している。
店内には、ハンディがある人への社会支援や職場について相談できるサポートセンターを併設。営業時間内なら、誰でも利用することができる。
成田施設長は「同情ではなく、おいしさで買ってもらおうとみんなで努力している。スタッフが仕事を通じて、社会の中でいろんなものに挑戦する自信につながる場になれば」と期待を寄せる。
営業時間は午前10時~午後3時。日・月曜日は休み。
陸奥新報
同法人は2007年から、ハンディがある人の職業訓練の場として同市高屋にパンショップ「メトロノーム」を展開、現在は同市藤代に移転して「ゆいまある」の名前で営業している。両店での経営ノウハウを生かして、雇用契約を結んで働く「co na」を1日に開店した。
同法人は同店スタッフに5人、小麦などの材料を栽培・加工するスタッフに5人を採用し雇用契約を結んだ。
店名「co na」は、英語で力を合わせるという意味をもつ「co」と、津軽弁で「あなた」を指す「ナ」の造語。
自家製の小麦や野菜などを使った手作り食パンを取り扱っているほか、現在は手作りクッキーも販売中。サンドイッチなどのランチメニューの提供も検討している。
店内には、ハンディがある人への社会支援や職場について相談できるサポートセンターを併設。営業時間内なら、誰でも利用することができる。
成田施設長は「同情ではなく、おいしさで買ってもらおうとみんなで努力している。スタッフが仕事を通じて、社会の中でいろんなものに挑戦する自信につながる場になれば」と期待を寄せる。
営業時間は午前10時~午後3時。日・月曜日は休み。
陸奥新報