聴覚障害者が不自由なく情報に接し、交換できるための制度改革を目指す決起集会が30日、福岡市早良区の福岡ももちパレスであった。県聴覚障害者協会、県難聴者・中途失聴者協会など関連9団体でつくる県推進本部が主催し、約140人が参加した。
集会では、教育や司法、選挙などの日常生活で手話通訳や要約筆記などのサービスが行き届いておらず、情報格差があると指摘。障害者自立支援法に代わる障害者総合福祉法施行に合わせ、聴覚障害者の情報・コミュニケーション保障を権利として定める法整備を求めていくことを確認した。
推進本部は、全国で展開されている運動の理解を深める小冊子「We Love コミュニケーション」(1部300円)の販売と署名運動も実施する。問い合わせは県聴覚障害者協会=092(582)2414。
=2010/10/31付 西日本新聞朝刊=
集会では、教育や司法、選挙などの日常生活で手話通訳や要約筆記などのサービスが行き届いておらず、情報格差があると指摘。障害者自立支援法に代わる障害者総合福祉法施行に合わせ、聴覚障害者の情報・コミュニケーション保障を権利として定める法整備を求めていくことを確認した。
推進本部は、全国で展開されている運動の理解を深める小冊子「We Love コミュニケーション」(1部300円)の販売と署名運動も実施する。問い合わせは県聴覚障害者協会=092(582)2414。
=2010/10/31付 西日本新聞朝刊=