ゴエモンのつぶやき

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障害者支援の輪、自販機で広げたい

2007年06月22日 17時32分31秒 | 障害者の自立
また新たな取り組みが始まっています。
こんな自動販売機が全国に普及するのを祈ります。<(_ _)>

障害者支援の輪、自販機で広げたい
京滋の授産施設

障害のある人たちへの支援につながるため、設置が進んでいる社会貢献型自動販売機「ふれコム」(京都市伏見区・ぐんぐんハウス前)
 障害のある人たちの支援につながる自動販売機の設置が、京滋の障害者通所授産施設で進んでいる。自販機上部の電光掲示板で通行人に施設の情報などを発信できるほか、通常よりも設置業者からの還元金が高く、収益を増やせる。

 一般の事業所や店舗でも設置すれば施設や障害者の支援につながる仕組みになっており、施設関係者は広く協力を呼び掛けている。

 障害者通所授産施設では、昨年4月の障害者自立支援法施行に伴い、利用者の賃金確保のための事業の強化が大きな課題となっている。全国1900カ所の共同作業所などでつくる「きょうされん」は、大手飲料メーカーなどと提携し、社会貢献型自動販売機「ふれあいコミュニケーション(略称・ふれコム)」の設置を、本年度から本格的に推進している。

 ふれコム自販機は電光掲示板を搭載し、縦7センチ、横63センチの表示幕で文字情報を発信できる。ニュースや災害情報のほか、作業所の授産製品やイベントのお知らせなどが流れる。地域の企業や店舗に広告媒体として使ってもらい、宣伝費を得ることもできる。

 また、一般の自販機に比べ、設置場所提供者への還元金が5%ほど高く設定されている。維持管理費は主に電気代しかかからず、1カ月で500本の売り上げがあれば、月額約1万2000円の利益が見込めるという。

 京滋では既に8カ所の施設が設置する。伏見区の知的障害者通所授産施設「ぐんぐんハウス」前のふれコムでは、運営法人の理念や手すき和紙製品の情報が流れる。

 ふれコムは、商店や病院が設置して売り上げを施設に寄付することもできるほか、場所を提供するだけでも還元金の一部がきょうされんに流れるシステムになっている。

 設置を呼び掛けるみやこ西院作業所(右京区)の羽根田晴美所長は「ふれコムが施設と地域の人たちの交流を促すきっかけになればうれしい」と話す。問い合わせは同作業所TEL075(321)8880。