Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

北の錦 純米大吟醸 冬花火

2011年10月18日 | 日本酒
先月、北海道旅行に行ってきた折り、お酒をいくつか買ってまいりました。
そのうちの1本をご紹介しましょう。

【北の錦(きたのにしき)】


北海道は小林酒造のお酒。
「冬花火」と銘打ったお酒です。



北海道の酒米「吟風」を100%使用し、精米歩合50%まで削った純米大吟醸。
表の胴ラベルに書いてあるように、酵母は「ニシキ100年酵母」というものらしいですが、godanismよく知りません。。



23年9月出荷。
さっそくレビューに参りましょう。


上立ち香はすうっと通るような吟醸香。
フルーティ路線ではなく、米の旨味を感じさせる爽やかな香りです。

口に含むと、まず舌先にピリッと酸、遅れて澄んだ旨味がじわり。
含み香はうっすらと果実感があります。

口の中で転がすと、じゅわっと旨味が感じられてきます。
線は細いながら、透き通った旨味。
酸がキレイに立っていて、タイトながら味のある酒質です。

後口は酸で〆。
ここへ来て辛味を押し出してきます。
余韻はふんわりした辛味・酸ですが、素晴らしいキレ。


温度が上がってくると、とたんに柔らかさを感じさせます。
温度帯を変えて楽しめるお酒ですね。
うまいです。
純大スペックで1.8Lが3000円ちょっとと買いやすいのも好印象。
4合瓶で買ったんですが、1.8Lで良かったなあ。

はっきり言ってアテは何でもいいんですけど、今日のところは「ほうれん草とベーコンのソテー」で。