Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

萩の鶴 山廃純米 雄町 生原酒

2011年04月15日 | 日本酒
今回も、宮城のお酒!

【萩の鶴 山廃純米 雄町 生原酒】


宮城県栗原市にある、萩野酒造のお酒。
23年3月出荷です。



酒米は雄町、精米歩合65%。
山廃仕込みの純米生原酒です。

さっそくレビューと行きましょう。


上立ち香はうっすら香る米の香り。

口に含むと、まず舌先に酸、次いで舌を這うように広がる旨味。
鼻に抜ける香りは甘いもので、梨のようなフルーティさを持っています。

口の中で転がすと、酸は上顎へ移動。
這っていた旨味が立ち上がるように広がってきます。
舌の裏には甘みも感じられ、含み香と酸とベストマッチですね。

後口は爽やかで、酸と若干の渋味を伴ってフェードアウト。
山廃独特の香りはほとんど感じられず、キレよく収まります。

うまいなぁ~~。
生酒らしい濃醇な旨味と、ピンポイントの酸。
全体のバランスは食中向きで、アテがあれば際限なく飲める酒質だと思います。

といいつつ、今日はアテの写真ないんですけど。笑