Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

賀茂金秀 特別純米 雄町 130年記念ボトル

2010年09月12日 | 日本酒
またしても、少し間が空いてしまいました。

godanism、先週はいろいろと外飲みが多く、家で飲める時間があまりなかったのです(言い訳)。
土曜日にはsmile日本酒に1部だけですが顔を出させていただきました。


さて、気を取り直して。

【賀茂金秀 特別純米 雄町】


金光酒造の創業130年を記念して造られたボトルです。



雄町100%使用、精米歩合60%。
日本酒度+4、酸度1.5です。


香りは穏やかな米の香りで、吟醸香はありません。

口に含むと、まず酸が立ってきます。
次いで舌先にピリッとした辛み。
中間にふわっと米の旨味が広がります。

ピリッとした辛みは、口の中で転がしてもしばらく消えません。
この辛み、どことなくフルーティで心地よいです。
酸は喉奥に居座って、全体を引き締めます。

喉越しはまろやかな旨味と酸で、キレよく収まります。
鼻に抜ける香りは若干アルコール感が漂うものの、爽やかです。

開けてから1週間ほど経っています。
開封時は若干シャープな印象が強かったのですが、ここにきて完全に花開きましたね。
特に若干常温に近い温度帯では、とろみすら感じるほどまろやかです。
うまい!

単体でもクイクイ行けてしまいますが、いちおう胃のことも考えてアテを。笑

・かつおの刺身