Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

裏・雅山流 楓華

2009年07月08日 | 日本酒
いよいよ「未開封パーティ」があと数日というところまで迫ってきました。
開けられないお酒たちを差し置いて、それまでの猶予に飲むために開けた先日の「香華」に引き続き、「楓華」の登場です。
だって、「香華」はほぼ飲みきってしまったんだもの。笑

【裏・雅山流 楓華】


コイツは、「香華」が特別本醸造なのに対し、特別純米。
美山錦100%、精米歩合65%、2700円です。

「香華」は名前の通り、非常にフルーティな香りが特徴的でした。
対して「楓華」はどうでしょうか。


嗅ぎ香は強くはありません。
吟醸香はありますが、優しい感じのふわっとした香りです。

口に含むと、フルーティな含み香と酸味。
この段階で、「あ、旨い酒だ」と感じることができます。
遅れて、濃い旨味がどしっと出てくる。

キレが非常に良いです。
余韻の残り香はほとんどありません。
次の杯が欲しくなります。

「香華」とは方向性がちょっと違う。
いや、【雅山流】としての方向性は同じなのでしょうけど、そもそも香りの構成が全然違いますね。
醸造アルコールを添加している以外、造りのスペックは同じなのに、これほど差が出るとは・・・。

おつまみは、「ひじきとちくわの煮物」。


最近、職場に“お弁当”を作って持っていっているので、その余り物が晩酌の肴です。